シティーハンター:新作劇場版が興行収入15億円突破 神谷明「私の夢がいくつもかないました」

劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」の一場面 (C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会
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劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」の一場面 (C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

 1980~90年代に人気を集めた北条司さんのマンガ「シティーハンター」の新作劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」(こだま兼嗣総監督)の累計興行収入が15億円を突破した。2月8日の公開から4月14日までの66日間での記録で、動員は105万人を突破している。

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 今回の記録を受け、主人公・冴羽リョウを演じる声優の神谷明さんは「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>は、まずこの作品をよみがえらせようとご尽力された方々、そして、作品が大好きなスタッフの熱い思いによって生み出されました。さらに長年この作品を待ち望み、何度も劇場に足を運び支えてくださったお客様が続き、作品を知らない新しいお客様も続いてくださいました。その“シティーハンター愛”の連鎖が大きな結晶となりました。私の夢がいくつもかないました。本当にうれしいです。これほど魅力的な作品に携われたことを心から感謝するとともに、この喜びを全てのスタッフ、お客様とともに分かち合いたいと思います。ありがとうございました」と喜びのコメント。

 原作者の北条さんは「公開1週目はファンだけでも駆けつけてくれたらうれしいなと思っていましたが、まさかのトップ10入りやら、2カ月超えのロングランやら、あらゆる意味で予想を裏切ってくれてうれしい悲鳴をあげてます、うひょ~(笑い)。初めて見てくれた皆さん、何回も来てくれた皆さん、ありがとうございました!!」とメッセージを寄せている。

 「シティーハンター」は、1985年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まったマンガが原作。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)冴羽リョウの活躍が描かれた。87~99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが製作された。今回の劇場版は、リョウが何者かに襲われたモデルの進藤亜衣のボディーガードをすることに。新宿に兵士が集結するという情報が入り、その兵士たちはなぜか亜衣を狙っていて……というストーリー。

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