女優の森七菜さん、広瀬すずさんが12月19日、東京都内で行われた映画「ラストレター」(岩井俊二監督、2020年1月17日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。「ずっと恋しているものは?」というトークテーマが出されると、森さんは「広瀬すずさん。このお仕事を始める前からずっと好き」と“公開告白”。「芸能界に入る前に『広瀬すずちゃんに会えますか?』って聞いたのを覚えてる。何回も作品を見直して、ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)も全部家にある」と明かした。
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念願かなっての共演となったが、「個人的な好きは画面に映っちゃいけない」と撮影が終わるまで気持ちを封印。クランクアップ後、広瀬さんに気持ちを伝えるためラブレターを送ったが、「知ってたよ」と返事がきたという。広瀬さんは「撮影の途中でマネジャーさん情報で知った。人見知りで話せなかったのに余計にしゃべれなくなった。ドキドキしちゃって……」と照れ笑いを浮かべた。
映画は、手紙の行き違いがきっかけで始まった二つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描く。宮城に住む裕里(松たか子さん)は、姉の未咲の葬儀で、未咲の一人娘の鮎美(広瀬さん)から、未咲宛ての高校の同窓会の案内と未咲が鮎美に残した手紙の存在を知らされる。未咲の死を知らせるために裕里が同窓会に行くと、姉と勘違いされてしまう。そこで姉と同学年だった初恋の相手、乙坂鏡史郎(福山雅治さん)と再会し、勘違いから不思議な文通が始まる……という展開。
森さんは松さん演じる岸辺野裕里の高校時代を演じており、「役作りのためにドラマを観ながら松さんのしゃべり方や仕草を研究しました。説明できないんですが、表情とか笑い方に特徴がある」と分析。松さんは「貴重な時間を私の観察に当てていただいてありがとうございました」と恐縮していた。
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