テレビアニメ「七つの大罪」の最終章「七つの大罪 憤怒の審判」がテレビ東京系で1月から毎週水曜午後5時55分に放送されている。原作は「週刊少年マガジン」(講談社)で2012~2020年に連載された鈴木央(なかば)さんの人気マンガ。人気声優の悠木碧さんは、2014年にスタートしたテレビアニメ第1期から約7年にわたって<嫉妬の罪>を背負う巨人族の少女・ディアンヌを演じている。長きにわたり、ディアンヌを演じる中で「最初はいろいろ難しいことを考えていたはずなんですが、今となってはディアンヌが身になじみ、楽しいことばかりです」と感じているという悠木さんに作品、キャラクターへの思いを聞いた。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
少年マンガで得たい感情が全部詰まっている点こそ魅力だと思います。王道を王道として貫くことは、すなわち伝統を守ること。「七つの大罪」は、日本のマンガの伝統を正しく継承する、誰が読んでも楽しい作品です。
どんなにお話が暗くても、暗くしすぎないこと。シリアスのさなかでもギャグは思いっきりやることなどを意識しています。底抜けの明るさこそ、ディアンヌのいいところです!
ディアンヌにとって大切なものが明確になったこと、大切なものが増えたことによって、彼女の持つ明るさ、可愛らしさがパワーアップしたように感じました。お芝居もそれについていけていたらいいなと思っています。
それぞれが演じるキャラクターが個性的なこともあって、それぞれの役者さんもとても個性的です。新型コロナウィルス対策で別々収録している中、そのお芝居がちゃんと一つの作品としてまとまっているのは一重に、先輩方やスタッフさんたちのおかげだと思います。
最初はいろいろ難しいことを考えていたはずなんですが、今となってはディアンヌが身になじみ、楽しいことばかりです。強いていえば、ここが最強!と思ったらさらに最強になる!を繰り返していくので、彼女のパワーアップと共に自分のスキルも磨いていかないと役においていかれてしまうことが難しいかもしれません。
彼らが大団円を目指して走り続けてきた日々が愛(いと)おしいです。そして今、テレビアニメシリーズもそのゴールにたどり着くのだと思うと感慨深いです。彼らの旅の結末に何が待っているのかこそが見どころだと思います。ディアンヌも、キングと共に伸び伸び力強く頑張っているので、注目してあげてください。
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