MD松尾の月間ヒットランキング:「桃太郎電鉄」止まらぬ快進撃 2月はマリオ、牧場物語、ブレイブリー

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーが毎月のTSUTAYAでのソフト販売ランキングを基に市場の動向を振り返る。

ウナギノボリ

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 2021年1月の売り上げは、ハードが前年の倍近く、ソフトが前年並みという結果で、トータルでは前年を大きく上回りました。スイッチが「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」(コナミデジタルエンタテインメント)のおかげで売れたのが大きかった。PS5も少ないながら入荷がありますが、抽選など3密を避ける形式で販売しています。

 ソフトのランキングはスイッチのタイトルが占めました。トップの「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」は、TSUTAYAでの発売後10週の売り上げがスイッチで歴代4位という大記録。具体的には「ポケットモンスターソード」(ポケモン)と「ポケットモンスターシールド」の間に位置しており、前作の「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」(3DS、コナミデジタルエンタテインメント)の約3倍を売り上げました。

 2月は、予約が絶好調だった「スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド」(NS、任天堂)を筆頭に「牧場物語 オリーブタウンと希望の大地」(同、マーベラス)、「ブレイブリーデフォルトII」(同、スクウェア・エニックス)と、新作タイトルがトップ3を占めると予想。中でも「牧場物語」はシリーズ歴代最高の予約数を記録しており、大ブレークするかもしれません。「ブレイブリーデフォルトII」も久々のRPGということもあってヒットしそうです。

  ◇2021年1月のゲームソフトランキング(TSUTAYA調べ・限定版含む)

 1位 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(NS)
 2位 リングフィット アドベンチャー(NS)
 3位 あつまれ どうぶつの森(NS)
 4位 マリオカート8 デラックス(NS)
 5位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(NS)
 6位 Minecraft(NS)
 7位 世界のアソビ大全51(NS)
 8位 天穂のサクナヒメ(NS)
 9位 Splatoon2(NS)
 10位 ピクミン3 デラックス(NS)
 11位 魔界戦記ディスガイア6(NS)
 12位 スーパーマリオ 3Dコレクション(NS)
 13位 スーパー マリオパーティ(NS)
 14位 ぷよぷよテトリス2(NS)
 15位 Fit Boxing2(NS)
 16位 ポケットモンスター ソード(NS)
 17位 ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて(NS)
 18位 ヒューマン フォール フラット(NS)
 19位 コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー(PS4)
 20位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(NS)

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