アニメ1週間：「ヤマトよ永遠に REBEL3199」制作　「鬼滅の刃」遊郭編に妓夫太郎　視聴率は？

　1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回（1月16～22日）は、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズのリメークシリーズの最新作が制作されるニュースや「テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編」の第7話「変貌」が放送された話題などが注目された。

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　1月16日、吾峠呼世晴（ごとうげ・こよはる）さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作「テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編」の第7話「変貌」がフジテレビ系で放送された。平均視聴率（世帯）は8.3％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録した。第7話は、逢坂良太さんが声優を務める上弦の陸（ろく）の鬼の妓夫太郎（ぎゅうたろう）が登場した。

　17日、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の芥見下々（あくたみ・げげ）さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」の劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」（朴性厚監督）が、2021年12月24日の公開から24日間で興行収入が85億7000万円を突破したことが分かった。観客動員は628万人を突破した。

　18日、アニメ「鬼滅の刃」のイベント「鬼滅祭～アニメ参周年記念祭～」が、4月16、17日に幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催されることが分かった。16日に「遊郭編」、17日に「無限列車編」が開催され、ステージイベント「鬼滅の宴」で声優陣が生アフレコ、朗読劇を披露する。アニメに関するイラストなどが展示されるほか、アニメに登場した無限列車も登場するという。展覧会「全集中展-無限列車編・遊郭編-」が、4月20日から松屋銀座8階イベントスクエア（東京都中央区）で開催されることも発表された。

　18日、「第45回日本アカデミー賞」の優秀賞が発表され、優秀アニメーション作品賞に「劇場版 呪術廻戦 0」、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」（庵野秀明総監督）、「竜とそばかすの姫」（細田守監督）、「アイの歌声を聴かせて」（吉浦康裕監督）、「漁港の肉子ちゃん」（渡辺歩監督）の5作品が選ばれた。

　19日、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズのリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠（とわ）に REBEL（レベル）3199」が制作されることが明らかになった。「宇宙戦艦ヤマト2205　新たなる旅立ち」の続編となる新作で、詳細は今後、発表される。

　19日、新宿西口ハルク（東京都新宿区）5階のアニメグッズ専門店・アニメイトのアニメイト新宿ハルクが、3月に新宿マルイ メン（同）7階に移転し、アニメイト新宿としてリニューアルオープンすることが分かった。「ほしいグッズが見つかる、見やすくて楽しい売り場」を目指すという。

　20日、人気アニメ「コードギアス」シリーズなどで知られる谷口悟朗監督のオリジナルプロジェクト「エスタブライフ」のテレビアニメ、劇場版アニメ、スマートフォン向けゲームが展開されることが分かった。舞台は“魔改造”された東京で、テレビアニメがフジテレビの深夜アニメ枠「＋Ultra（プラスウルトラ）」で4月から放送される。

　20日、マンガ「人形の国」「シドニアの騎士」「BLAME！」などの弐瓶勉さんとポリゴン・ピクチュアズがタッグを組んだ新プロジェクト「大雪海のカイナ」が始動することが分かった。弐瓶さん原作、武本糸会さん作画のマンガの連載が2月26日発売の「月刊少年シリウス」（講談社）でスタートし、テレビアニメが2023年1月から＋Ultraで放送される。

　21日、人気ゲーム「アリス・ギア・アイギス」が、テレビアニメ化されることが分かった。ゲームは、2021年夏に発売されたプラモデルの特典としてOVA（オリジナル・ビデオ・アニメ）が制作されており、テレビアニメはOVAに続き、花井宏和さんが監督を務め、ノーマッドが制作する。ゲームに参加した島田フミカネさん、海老川兼武さん、柳瀬敬之さんがキャラクターデザイン、メカニックデザイン原案を担当する。

　22日、安彦良和さんのマンガ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の原画展「ところざわサクラタウン開業1周年記念 安彦良和／機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」がEJアニメミュージアム（埼玉県所沢市）でスタートした。ララァとアムロの出会い、シャアとアムロの激闘、ラストシューティングなど500点以上におよぶ原画が展示される。前期が2月18日までで、後期が2月19日～3月21日。