アニメ1週間:「水星の魔女」EDは“新星シンガー” 「うる星やつら」新作アニメで“昭和感”が話題に

「うる星やつら」の第1話「かけめぐる青春/絶体絶命」の一場面(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
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「うる星やつら」の第1話「かけめぐる青春/絶体絶命」の一場面(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(10月9~15日)は、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のエンディングテーマ(ED)を担当するアーティストが発表されたニュースや「うる星やつら」の新作テレビアニメが放送された話題などが注目された。

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 10月9日、アニメなどが人気の「ラブライブ!」シリーズの「ラブライブ!スーパースター!!」のテレビアニメ第3期が制作されることが分かった。「ラブライブ!」シリーズのテレビアニメの第3期が制作されるのは初めて。

 9日、“新星シンガー”のシユイさんが、人気アニメ「ガンダム」シリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のエンディングテーマ「君よ 気高くあれ」を担当していることが明らかになった。サウンドプロデュースは、クリエーター集団「supercell(スーパーセル)」のryoさんで、11月9日にCDが発売される。同作のノンクレジット版オープニング映像もYouTubeで公開された。

 9日、人気アニメ「ガールズ&パンツァー」が放送開始10周年を迎えたことを記念してPVが公開された。10周年を記念して100人以上のキャラクターの誕生日を掲載したカレンダーも公開された。9日のボコの誕生日を皮切りに、1年を通して各キャラクターの誕生日を祝う。

 10日、「別冊フレンド」(講談社)で連載中のはつはるさんのラブコメディーマンガ「お嬢と番犬くん」が、2023年にテレビアニメ化されることが分かった。

 11日、小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気のライトノベル「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです」がテレビアニメ化され、2023年1月から放送されることが分かった。メインキャストも発表され、小林裕介さんが冒険者パーティー・武芸百般を追い出され、恋人にもだまされた失意の戦士・ニックを演じるほか、渡部紗弓さんがティアーナ役、菊池紗矢香さんがカラン役、土岐隼一さんがゼム役、小松未可子さんがキズナ役、石原夏織さんがアゲート役として出演する。

 12日、サンライズのイベント「サンライズフェスティバル2023」が、2023年1月にグランドシネマサンシャイン 池袋(東京都豊島区)、新宿ピカデリー(同新宿区)で開催されることが分かった。2010年度から毎年開催してきたイベントで、2022年にサンライズは、バンダイナムコフィルムワークスに社名を新たにしたが、「サンライズフェスティバル」は名称を変更することなく継続することになった。グランドシネマサンシャイン 池袋で2023年1月9~22日、新宿ピカデリーで同28、29日に開催。

 13日、マンガ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の作者・赤坂アカさんが原作、「クズの本懐」などの横槍メンゴさんが作画を手がける人気マンガが原作のテレビアニメ「【推しの子】」が、2023年に放送されることが分かった。第1話は90分の拡大版として放送される。高橋李依さんが、アイドルのアイを演じることも分かった。

 13日深夜、高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作となるテレビアニメの第1話「かけめぐる青春/絶体絶命」がフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された。同作はテレビアニメが1981年10月~1986年3月にも放送されており、約36年ぶりにテレビアニメ化されたことも話題になっている。昭和に描かれたマンガが原作ということもあり、畳の部屋、黒電話、ダイヤル式のブラウン管テレビなどがそのまま登場し、レトロでポップな“昭和感”を表現した。SNSでは「懐かしい」「新しい」「新鮮!」「可愛い」などとさまざまな声が上がった。

 14日、アニメ「SHIROBAKO」「ガールズ&パンツァー」などで知られる水島努監督の完全新作オリジナルテレビアニメ「終末トレインどこへいく?」が制作されることが分かった。

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