ガメラ:アニメ「GAMERA -Rebirth-」 ギロンのデザイン資料初公開 松岡禎丞コメントも

「GAMERA -Rebirth-」のギロンのデザイン資料(C)2023 KADOKAWA/GAMERA Rebirth Production committee
1 / 17
「GAMERA -Rebirth-」のギロンのデザイン資料(C)2023 KADOKAWA/GAMERA Rebirth Production committee

 怪獣映画「ガメラ」シリーズの新作となるアニメシリーズ「GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)」のメーキング映像第5弾「『Making of GAMERA -Rebirth-』005」がYouTubeで公開された。ギロンのデザイン資料などが初公開された。ギロンは、ニウエ島採掘基地で発見された卵から発生した。頭部の超振動ブレードであらゆるものを切断し、地中を移動できる。尾部にある電磁射出器官を使い、鱗(うろこ)装甲の一部を高速発射する鱗弾(うろこだん)攻撃を行う。

ウナギノボリ

 9月7日の配信に向けて、ジョー役の松岡禎丞さんがコメントを寄せており、「子供から大人、おじいちゃんおばあちゃんまですごく懐かしい気持ちにさせてくれる作品です。町並や子供たちの関係性など、本当にさまざまな年代の方々に刺さるとても素晴らしい映像作品になっています! 内容的にも笑えて泣けて、怪獣の迫力に恐怖すること間違いなしです。ガメラたち怪獣の戦いは、本当に血湧き肉躍るドキドキ感を感じていただけます」と魅力を語った。

 「僕はとあるシーンで、気付いたらずっと息を止めてハラハラしながら見ていました(笑い)。それぐらい大迫力のシーンがたくさん待っていますのでぜひ見てください! そして少年たちの友情、一人一人の感情がどういうストーリーを紡ぐのか、最後までお付き合いいただけたら幸いです」と話している。

 クリエーターとコラボしたイラスト企画もスタートした。第1弾としてペンギンボックスさんによるミニガメラたちのイラストが公開された。

 ペンギンボックスさんは「可愛いけどカッコイイ!を目指して、『GAMERA -Rebirth-』のガメラたちの骨のようなしっぽ、鋭い層のような鱗などを、どうガメラらしくポップに落とし込むか試行錯誤して制作しました! 劇中のKAIJU、SDのKAIJU、どちらもさまざまな展開があると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけますと幸いです!(私もとっても楽しみです!)」とコメントを寄せている。

 アニメは“1989年夏”が舞台で、怪獣ギャオスが突如、東京に襲来する……というストーリー。小学生最後の夏休みを迎えていたボコ、ジョー、ジュンイチたちが、廃虚となった町に立ちすくみ、ギャオスが彼らに狙いを定めた時、巨大な怪獣ガメラが現れる。

 「シドニアの騎士」「GODZILLA」シリーズなどで知られる瀬下寛之さんが監督を務め、「幼女戦記」などの猪原健太さんらが脚本、「平成ガメラ」シリーズ以降の全作に携わってきた高濵幹さんが怪獣デザインを担当。ENGIが制作する。声優として金元寿子さん、松岡さん、豊崎愛生さん、木村昴さんらが出演する。Netflixで9月7日から配信される。全6話。

 ガメラは大映が1965年に公開した特撮映画「大怪獣ガメラ」に登場する怪獣で、カメがモデル。地球の危機から人々を守る子供や正義の味方で、円盤状になって回転飛行をする。「大怪獣ガメラ」以降、「宇宙怪獣ガメラ」など「昭和ガメラ」シリーズとして全8作品が制作された。「平成ガメラ」シリーズや「小さき勇者たち~ガメラ~」などもシリーズ展開された。

写真を見る全 17 枚

アニメ 最新記事