新垣結衣:「月刊シリーズ」7月発売 NYで撮り下ろした大人の表情

7月22日発売「月刊新垣結衣 Special」(新潮社)の表紙
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7月22日発売「月刊新垣結衣 Special」(新潮社)の表紙

 女優の新垣結衣さん(22)が、主演映画「ハナミズキ~君と好きな人が百年続きますように」(8月21日公開)の撮影のため4月に初めて訪れた米ニューヨークで撮り下ろした写真集「月刊新垣結衣 Special」(新潮社)が7月22日に発売されることが決まった。A4判平とじ108ページで、2310円。

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 新垣さんは、映画「ハナミズキ」で高校生から大人に成長するまで1人の女性の10年間を演じ、女優として新境地を開いた。自身にとって3年ぶりの写真集は、映画のNYロケ直前の4月9、10日に現地で撮影。テーマは「NYで暮らす日本人女性の日常」で、22歳(6月11日で22歳になった)を控えた新垣さんの大人の表情が堪能できる。

 2日間にわたった写真集の撮影では、1日目にNY郊外のヨンカースにある湖のほとりの洋館でロケをした。パーティーの招待客のようなドレス姿の新垣さんが撮影場所に姿を現すと、その場に居合わせたスタッフから「きれい~」とため息が漏れたという。これまでのグラビアなどでは見せなかった衣装とヘアメークで大人っぽく変身した新垣さんの姿がカメラに収められた。

 2日目は、マンハッタンのギャラリーが建ち並ぶチェルシー地区から撮影スタート。前日とは打って変わってナチュラルメークで“ガッキースマイル”を見せながら、ストリートをピザを食べながら歩いたり、フリーマーケットを見て歩く好奇心旺盛な表情が切り取られた。その後、ブルックリンの行楽地、コニーアイランドに移動し、海辺や遊園地でカメラマンの若木信吾さんと2人きりで撮影。夕暮れの桟橋で最後の撮影に臨むと、夕日に照らされた物憂げで大人っぽい表情を見せた。海外撮影は初めてで、これまで海外へ行くのが苦手だったという新垣さんだが、街全体が多国籍な雰囲気に包まれたNYは過ごしやすく、撮影ではいつもと違う手応えを感じたようだ。

 新垣さんは「すてきなスタッフさんたちにサポートしていただきながら、これまでとは違った世界観ですてきな写真を撮っていただきました。撮影中は刺激的でとても楽しい時間を過ごさせていただきました。見ていただいた方にもこれまでと違う新垣結衣を楽しんでもらえたらうれしいです」とコメント。新潮社「月刊シリーズ」の宮本和英編集長は「新垣結衣はカメラの前に立ったときの存在感が際立っています。はかなげに見え、でも芯(しん)の強さを感じさせ、黒い瞳は何かを問いかけてくるようであり、彼女のために何かしなければと思わせるのに、近寄ると、ふっと消えてしまいそう。そして面影が永遠に残るのです。(雑誌「nicola」のモデルとして)13歳で出会った彼女が、今、すてきな女性になって『月刊新垣結衣』に表れたことを、戸惑いつつも誇らしく思います」とコメントしている。「月刊新垣結衣 Special」は「月刊シリーズ」の第134弾。(毎日新聞デジタル)

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