美少女キャラクターやヒーローマンガのラベルを張った「萌え酒」を紹介するユニークなイベント「萌酒サミットin秋葉原UDX」(萌え燃えプロジェクト委員会)が10日、東京・秋葉原で開かれた。「俺たちのフィールド」などで人気の村枝賢一さんのマンガ「ジエンド」の焼酎も登場し、キャラクターがアピール。またマンガ「美味しんぼ」で紹介された酒蔵が造った萌え酒も登場するなどしてにぎわった。
ウナギノボリ
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イベントは昨年に続いて2回目で、経済産業省と観光庁が後援。東日本大震災の復興チャリティーという位置付けで、被災地の物産コーナーを設けたほか、試飲コーナーで寄付を受け付け、イベントの収益の一部も寄付する。20社以上が参加し、大声をあげて自慢の銘柄を売り込んだ。
「ジエンド」の焼酎「本格麦焼酎 日田天領水仕込み 炎人」は、茨城県のご当地ヒーロー「時空戦士 イバライガー」の酒を手掛けた大分県中津市の酒造会社「西の誉銘醸」の商品で、11日から一般販売を始める前のお披露目となった。また「昇仙峡ロープウェイ」(秩父多摩甲斐国立公園)のイメージキャラクター「仙娥さん」のラベルを張った日本酒「甲州地酒 純米大吟醸るり」は、「美味しんぼ」で紹介された「太冠酒造」(山梨県南アルプス市)の協力で造られ、こちらも初めて売り出された。他にもアニメ「おねがい☆ティーチャー」の「萌え酒」も登場。併設した会場では声優のイベントが開かれるなどしてにぎわい、来場者は酒の品定めをしたり、試飲コーナーで飲み比べていた。
また被災地物産コーナーでは、アニメ「かんなぎ」のモデルとなった宮城県七ケ浜町の支援を続ける「神薙町内会・痛車交流会(痛セブン)」が出展した。被災企業から仕入れたのり、宮城県石巻市で津波に巻き込まれて包装がはがれたものの、千葉県や鳥取県の「道の駅」で売り出されて話題になった「希望の缶詰」などを販売していた。収益は被災地に寄付される。(毎日新聞デジタル)
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