サイボーグ003:フランソワーズが人材派遣会社CMに出演 オフィスで“過剰な”能力発揮

サイボーグ003が出演するCMの1シーン(C)2012 009RCPC
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サイボーグ003が出演するCMの1シーン(C)2012 009RCPC

 故石ノ森章太郎さんの人気マンガ「サイボーグ009」を3Dアニメ化する劇場版「009 RE:CYBORG(ゼロゼロナイン リ・サイボーグ)」(12年秋公開予定)に登場する9人組「ゼロゼロナンバーサイボーグ」の一人、003フランソワーズ・アルヌールが、事務職派遣を中心に展開する人材派遣会社「スタッフサービス」と単独広告契約を結びCMなどに出演することが10日、明らかになった。 CMは特設サイトのほか映画館で上映されるCM(シネアド)でも公開される。

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 フランソワーズは「とある日本企業で正社員として働いている」という設定でCMに出演する。起用の理由は、優れた聴覚と視覚能力がデスクワークなど事務処理作業に適していると判断されたことといい、同社の宣伝担当者は「個人的に、『サイボーグ009』のファン。冷戦が終わって、自由な時間ができた彼らに、新たな活躍の場として、ビジネスの現場を提供したかった」と話している。

 CMは「間違った頑張り方1、2」の2種類。フランソワーズは「超聴覚」と「超視覚」の能力を職場でもフルに発揮するものの、職場の同僚のプライベートをバラしてしまったり、課長を気絶させてしまったりとついつい“間違った頑張り方”をしてしまう姿をコミカルに描いている。

 009 RE:CYBORGは、「サイボーグ009」をベースに、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズや「精霊の守り人」などで知られる神山健治監督が自ら脚本・監督を手がけ、舞台を2013年の現代に移して全く新しい物語を生み出した。2Dセルアニメーションの良さを取り入れながら、フル3DCGアニメーションで製作される。(毎日新聞デジタル)

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