「2012ミス・ユニバース」日本代表の最終選考会が1日、大阪国際会議場(大阪市北区)で、ファイナリスト23人が出場して行われ、仙台市出身でモデルの原綾子(はら・あやこ)さん(24)が日本代表に輝いた。発表の瞬間「いまでも信じられません。今日はエープリルフールなのでうそではないですよね」と涙ながらに歓喜の表情を浮かべた原さん。「去年は東日本大震災もありました。私の地元の東北の復興をまだまだ世界中に支援を呼びかけて、もっと力が必要なんです、助けてくださいとそう伝えたい」と抱負を語った。原さんは12月に行われる世界大会に出場する。
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「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、80カ国を超える国々の代表が集まる。日本代表を選出する「ミス・ユニバース・ジャパン」は、「世界一の美女」を目指す日本女性を選出してプロデュースし、その成長プロセスを追う祭典でこれまで、神山まりあさん(11年)のほか、知花くららさん(06年)、森理世さん(07年)、美馬寛子さん(08年)、宮坂絵美里さん(09年)、板井麻衣子さん (10年)が選出されている。
今回は約4000通の応募の中から書類選考と全国18会場での地方選考などを経て、11年12月に最終選考会に臨むファイナリストが決定。ファイナリストは約半年にわたって日本代表を目指すトレーニングを受けた後、3月19日~30日にジムトレーニングや料理、自己プレゼンテーションなどのレッスンを受ける合宿「ビューティーキャンプ」を行っていた。
最終選考会では、ファイナリストたちが水着審査、ダンス審査で23人から10人、そして5人と絞られた後、審査員との質疑応答などを行い、12年の日本代表「ミス・ユニバース・ジャパン」が選ばれた。司会はフリーアナウンサーの小林麻耶さんが担当し、11年代表の神山さん、10年代表の板井さんらがゲスト出演した。(毎日新聞デジタル)