薬屋のひとりごと
第35話 狩り
3月21日(金)放送分
70年代の名作SFアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」から生まれた33年ぶりの新作テレビアニメシリーズ「ガッチャマンクラウズ」が7月から日本テレビ系の深夜枠で放送されることが明らかになった。2015年の東京都立川市を舞台に、女子高校生の主人公を中心としたヒーロー新生の物語が描かれるといい、8月に公開される実写映画版と合わせて注目を集めそうだ。
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「科学忍者隊ガッチャマン」は、近未来の東京を舞台に繰り広げられるSFアクション作品で、幼いころから厳しい訓練を受けてきた5人の若者からなる科学忍者隊「ガッチャマン」の活躍を描いている。72年10月にテレビアニメ第1作がスタートし、平均視聴率21%を記録。その後79~80年の「科学忍者隊ガッチャマンF(ファイター)」を最後にテレビシリーズの制作は終了。94年にはオリジナルビデオアニメが発売された。近年では日本テレビ系の情報番組「ZIP!」内のミニコーナーでフラッシュアニメ「おはよう忍者隊ガッチャマン」が放送された。
新作の「GATCHAMAN CROWDS(ガッチャマンクラウズ)」は、「つり球」の中村健治監督と大野敏哉さんがそれぞれ監督とシリーズ構成・脚本を担当。「ガッチャマン」を、「生命体が持つ精神性特異能力が実体化した物体『NOTE』を力の源とする特殊な強化スーツを装着して戦う戦士」と定義付けているのが特徴で、地球のガッチャマンは「評議会」から派遣された宇宙人と、潜在能力を見込まれてスカウトされた地球人で構成。地球に侵入する異星人犯罪者たちから地球の資源と生命を守っているが、近年は評議会も正体を把握していない謎の存在「MESS」への対処が主な任務になっているという設定だ。
主人公は立川市内の高校に通う少女、一ノ瀬はじめで、パワフルなはじめの行動が、それまでのガッチャマンの活動ではありえなかった結果を引き起こしていくという展開。はじめの教育係を務める古風な性格の“侍ボーイ”橘清音(すがね)や、公務員という顔を持ち、人類に限界を感じていた枇々木丈(ひびき・じょう)といった仲間たちも、はじめと行動を共にするうちに影響を受けて変わっていくという。
アニメーション制作をタツノコプロが担当し、キャラクター原案に気鋭のイラストレーター、キナコさんを抜てき。アニメーションキャラクターデザインを「つり球」「マクロスF」の高橋裕一さんが務め、メーンスーツデザインを「スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター」の中北晃二さんが担当する。声優陣は後日発表される予定。(毎日新聞デジタル)
世界は今、二つの新たな局面に差しかかっています。一つ目は、有史以来初めて、僕らの心がネットにより可視化されたこと。可視化された心が起こすさまざまな問題や騒動をどう捉えていいかわからず、個人も社会もただただ戸惑っています。
二つ目は、拡大した僕らの世界はあらゆる分野が細かく専門化され、一人の人間ではその全容を理解することが不可能になっていること。それでも僕らは、一人の優秀なリーダーが全てを抱えてくれると盲信しています。
この二つの事象は偶然なのでしょうか? 可視化された僕らの心は、何か良いことにも使えるのではないでしょうか?
そのことを考え、「GATCHAMAN CROWDS」という作品を描きたいと思います。
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