注目アニメ紹介:「乱歩奇譚」 江戸川乱歩・没後50年でアニメに 「暗殺教室」スタッフが制作

「乱歩奇譚 Game of Laplace」のビジュアル(C)乱歩奇譚倶楽部
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「乱歩奇譚 Game of Laplace」のビジュアル(C)乱歩奇譚倶楽部

 没後50年を迎える作家・江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズなどを現在風にアレンジしたテレビアニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」が、2日からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でスタートする。監督に岸誠二さん、脚本に上江洲誠さんといった「暗殺教室」「ダンガンロンパ」などを手がけたスタッフが制作する。

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 アニメでは、国から不登校を許可された天才高校生で探偵のアケチや助手のコバヤシが次々と起こる奇妙な事件を解決していく姿が描かれる。とある中学校で教師のバラバラ殺人事件が発生し、この学校に通う男子生徒・コバヤシが事件の容疑者とされてしまう。天才探偵のアケチは事件捜査のために学校に訪れる。異常犯罪ばかりを扱うアケチに興味を抱いたコバヤシは、友人ハシバの心配に耳を貸さず、自ら助手を志願して退屈な日常を捨て去ろうとする。

 乱歩の描いた耽美(たんび)や奇怪、幻想が交錯する世界観のように、登場人物たちも一癖も二癖もある面々ばかり。エリート警視・カガミやベテラン刑事・ナカムラ、新宿プリズンに収監されている犯罪者の黒蜥蜴(とかげ)、紙袋を被った変装の達人・影男など、個性的なキャラクターたちが次々と起こる怪事件に関わってくる。

 「響け!ユーフォニアム」などの櫻井孝宏さんがアケチ、「それが声優!」などの高橋李依さんがコバヤシを演じるほか、声優として山下大輝さん、小西克幸さん、子安武人さん、山口勝平さんらが出演する。「暗殺教室」「ダンガンロンパ」などのラルケがアニメを制作する。

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