房総のまつり:千年の歴史「館山やわたんまち」、漁師町の「勝浦大漁まつり」を放送

みこしを左右に揺さぶりながら高々と上げる“もみ”“さし”を繰り返す「館山やわたんまち」のクライマックスシーン
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みこしを左右に揺さぶりながら高々と上げる“もみ”“さし”を繰り返す「館山やわたんまち」のクライマックスシーン

 千葉テレビは3日、千葉県内で行われる秋の祭りを取材した特別番組「房総の祭りシリーズ」を放送する。第1弾は館山市と南房総市で開かれる千年の歴史を誇る伝統の祭り「館山やわたんまち」(午後7時〜、再放送は8日午後2時)と、勝浦市の漁師町を舞台にした「勝浦大漁まつり」(午後8時〜、再放送は9日午後2時)を放送する。

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 同シリーズは、春と秋に県内各地で開かれる伝統のまつりを徹底取材し、深い伝統を受け継ぐ祭りの迫力と人々の表情を、その場にいるような臨場感たっぷりに伝える番組。「館山やわたんまち」は、館山市と南房総市の11社の神社のみこしが集まり、左右に揺さぶりながら高々と上げる“もみ”“さし”を威勢よく繰り返す「神輿振」が見どころで、1000年以上の歴史を誇る。「勝浦大漁まつり」は、19基のみこしが一堂に会する合同祭典や江戸時代後期の山車の引き回し、神輿の船渡しなどが4日間にわたって繰り広げられる漁師町ならではの威勢のいいまつり。

 10日は、十数基のみこしが海へ担ぎ込まれ、駆け回り、投げられる「汐ふみ」が見どころの「大原はだかまつり」(午後8時〜)を放送。18日は、江戸の風情を残した町並みを大人形を乗せた山車が引き回される「佐原の大祭」(午後7時)、25日は「お山」と呼ばれる急な石段を駆け上がる「東金田間神社神幸祭」(同)が放送される。

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