ゼロの使い魔:作者死去の人気ラノベが5年ぶり新刊

「ゼロの使い魔」21巻のカバーイラスト (C)Noboru Yamaguchi イラスト:兎塚エイジ (C)KADOKAWA CORPORATION 2015
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「ゼロの使い魔」21巻のカバーイラスト (C)Noboru Yamaguchi イラスト:兎塚エイジ (C)KADOKAWA CORPORATION 2015

 2013年に亡くなったヤマグチノボルさんのライトノベル「ゼロの使い魔」(MF文庫J)の5年ぶりの新作となる21巻が、2016年2月25日に発売されることが明らかになった。ヤマグチさんの残されたプロットを基に別の作者が執筆したが、誰かは明かされていない。

ウナギノボリ

 2011年2月に20巻「古深淵(いにしえ)の聖地」が発売された当時、2012年までに22巻を出して完結する予定だった。21巻のカバーイラストには、これまでも同作のイラストを手掛けた兎塚エイジさんの手で、ヒロイン・ルイズの姿が描かれている。

 「ゼロの使い魔」は、平凡な高校生の平賀才人が、魔法使いのルイズによって異世界に召喚され、共に冒険する……というストーリーで、04年から刊行されており、4度にわたってテレビアニメ化された。ヒロインのルイズはプライドが高く、普段から才人に高圧的だが、ときどきデレッと甘えたり、弱みを見せるというキャラクターで、ルイズを演じた声優の釘宮理恵さんが“ツンデレの女王”と呼ばれるなどして人気を呼んだ。

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