剛力彩芽:SFサバイバルドラマ主演 「スリル&人間的な感情を感じてほしい」

スペシャルドラマ「JUNGLE FEVER ジャングル・フィーバー」の完成試写会に登場した剛力彩芽さん
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スペシャルドラマ「JUNGLE FEVER ジャングル・フィーバー」の完成試写会に登場した剛力彩芽さん

 女優の剛力彩芽さんが8日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたスペシャルドラマ「JUNGLE FEVER ジャングル・フィーバー」(NHK・BSプレミアム)の完成試写会に登場。ドラマは宇宙船内での乗組員のサバイバルを描いており、「ドキドキハラハラ、スリルがいっぱいある作品」と語る一方、「その中にある人間的な感情も感じていただけたら」とアピール。自身の演技についても「表には分かりやすくは出せないけれど、感情が変化していく演技をどう表現していくかを考えました」と役作りの苦労を明かした。

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 「JUNGLE FEVER ジャングル・フィーバー」は、核戦争が勃発し人類滅亡の危機が迫った2065年が舞台。地球と同じ環境を有する惑星に人間を運び込んで人類の滅亡を防ぐという計画が進み、宇宙船に乗せられた7人の死刑囚たちがその役目を任されるが、道中で殺人事件が起きる……という密室サスペンス。剛力さんは、養父から虐待を受け、身を守るために殺人を犯した主人公・原口沙織を演じる。

 撮影期間は約1週間で、剛力さんは「その期間で90分ドラマを撮影するのは初めての経験。大事なシーンがたくさんあったので、どうやって芝居を見せていくか考えました」と語り、「ずっと事件が起きているので、緊張感とともにほっと安心できる部分をどう盛り上げていくか。役者さんと監督と話し合いながら演じさせていただきました」とコメント。完成したドラマについては「すてきな作品が撮りきれた」と胸を張った。

 記者から、「2065年の世界」について聞かれると、「想像ができない。どうなっているか気になりますね」と期待を寄せつつ、「人工知能も発達していると思うので、人間の手でできる技術を身につけておきたいですね」と剛力さん。「サバイバルが実生活で起こったら?」という質問には、「あまり参加はしたくないなと思います。できたら部屋に閉じこもっていたいなと思いますね」と笑顔で話していた。ドラマは11日午後9時から放送。

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