テレビ東京:土曜深夜に新ドラマ枠 第1弾は戸次重幸主演で銭湯×酒

テレビ東京が新設する「土曜ドラマ24」の第1弾「昼のセント酒」の一場面
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テレビ東京が新設する「土曜ドラマ24」の第1弾「昼のセント酒」の一場面

 テレビ東京が4月から土曜深夜に新たなドラマ枠「土曜ドラマ24」を新設することが2日、分かった。同局は新ドラマ枠のコンセプトを「土曜の夜に、年齢や性別を超えて楽しめる“テレビ東京ならでは”の刺激的でクセになるエンターテインメントドラマをお届けします」としている。第1弾として、人気作となったドラマ「孤独のグルメ」のチームが制作し、演劇ユニット「TEAM NACS(チーム・ナックス)」の戸次重幸さんが主演の「昼のセント酒」が放送される。戸次さんがドラマの主演を務めるのは、昨年9月に女優の市川由衣さんと結婚後初めて。

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 「昼のセント酒」は「孤独のグルメ」の原作者の久住昌之さんのエッセーが原案。“銭湯”と“酒”をテーマに、人々が働いている平日の昼間に、背徳感を感じながらも銭湯で体を流して、明るいうちから一杯飲むという“大人の道楽”が描かれる。原案のエッセーと同様に、東京都内を中心とした実在する銭湯と、飲み屋が舞台となる。

 戸次さんが広告会社の営業マンで営業成績は最下位の内海孝之を演じ、八木亜希子さんが内海の上司・堂園翔子、柄本時生さんがナンバーワン営業マン・大西大輔、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の廣田あいかさんが庶務・遠藤早苗を演じる。毎回、ゲストも登場する。

 戸次さんは、撮影の様子を「監督のこだわりで、なるべくタオルで前を隠さないっていうのも見どころの一つです。ポロリしないようにうまく角度や小道具で隠しているのですが、毎回現場でモニターを見て爆笑しています。果たして戸次のポロリはあるのか(笑い)。ただ、お尻は出しています。週に一回必ずお尻を出すというのは、役者人生で初めての経験なので挑戦だなと思っています」と明かしている。

 ドラマを手がけるテレビ東京の渡邉一仁プロデューサーは「都内では年々数が減ってしまっている銭湯ですが、そこには今もどこか懐かしい情景が残っています。そんなノスタルジックな雰囲気も楽しんでいただけたらと思います。そして、お酒が飲める方は、ドラマをご覧いただくと絶対にビールが飲みたくなると思います!」と語っている。

 「昼のセント酒」は、テレビ東京で4月9日から毎週土曜深夜0時20分に放送。

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