国民的人気アニメ「ドラえもん」の劇場版アニメ最新作「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」(八鍬新之介監督)が5日に公開される。今作は、シリーズ歴代1位の動員記録を持つ1989年公開の「のび太の日本誕生」が新たに生まれ変わった作品で、のび太たちが7万年前の原始時代の日本を舞台に冒険を繰り広げる。お笑い芸人の小島よしおさん、プロレスラーの棚橋弘至選手と真壁刀義選手がゲスト声優を務めるほか、歌手の山崎まさよしさんが主題歌として新曲「空へ」を今作のために書き下ろしている。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
家でも学校でもしかられてばかりいるのび太(声・大原めぐみさん)が家出を決意する一方で、ドラえもん(声・水田わさびさん)、ジャイアン(声・木村昴さん)、スネ夫(声・関智一さん)、しずか(声・かかずゆみさん)も、それぞれの理由で家出する。行くところがなく途方に暮れた5人は、タイムマシンで誰もいない7万年前の日本へと向かい、自分たちだけのパラダイスを作り上げる。たっぷり遊び、現代へと戻ったのび太たちは、なぜか現代で原始人のククル(声・白石涼子さん)と出会い……というストーリー。
27年前の名作をリメーク。大人であれば子供の頃に見たことがある人もいるだろうが、新たに生まれ変わった作品を今見ると、当時は気付かなかった物語の深みを実感できた。結婚して子供がいる人なら、のび太とククルとの出会いのように、タイムマシンに乗った気分で、いつもとは少し違った親子の対話も楽しめるかもしれない。ベースとなる物語は旧作から受け継がれているが、現在の技術で製作された映像は美しく、のび太が絶体絶命に陥ってからドラえもんが救出するという、シリーズの王道的な展開ではあるが胸躍らされる。日本人の起源や人類のつながりなど古代ロマンが詰まっており、世代を問わず楽しめるだろう。ドラえもんの“ドラゾンビ”コスプレが何ともいえず可愛かった。5日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
高橋しんさんの人気マンガ「最終兵器彼女」が、小学館のウェブサービス「ビッコミ」で全話無料配信をスタートした。4月27日から神戸マルイ(神戸市中央区)で同作のポップアップストアがオ…
電撃文庫(KADOKAWA)の人気ライトノベルが原作のテレビアニメ「魔法科高校の劣等生」の第3シーズンのスティープルチェース編のPV、キービジュアルが公開された。さまざまな思惑が…
暁なつめさんのライトノベルが原作のアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)」のテレビアニメ第3期の放送を記念して、マンガ「ポプテピピック」などで知られる大川ぶくぶさんが描…
テレビアニメ「ポケットモンスター」(テレビ東京系)の5月3日に放送される第48話「輝け!炎とアートのきらめき」に、パルデア地方ボウルタウンのジムリーダー・コルサと、チャンピオンラ…
「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガが原作の劇場版アニメ「ルックバック」の入場者特典として、原作のネームを全ページ掲載した「Original Storyboar…