アイドルグループ「Rev.from DVL(レブ・フロム・ディー・ブイ・エル)」の橋本環奈さんが主演する映画「セーラー服と機関銃-卒業-」(前田弘二監督)が5日から公開される。同作は角川映画40周年記念作品で、赤川さんの小説「セーラー服と機関銃・その後-卒業-」(角川文庫)が原作。薬師丸ひろ子さんが主演しヒットした1981年公開の「セーラー服と機関銃」が現代的に生まれ変わり、今作が映画初主演となる橋本さんが体当たりの演技をみせている。
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シャッター商店街で「メダカカフェ」を経営する18歳の女子高生・星泉(ほし・いずみ)は、実は解散したヤクザの組長だった。ある日、泉のもとに、同級生があるモデル事務所がらみのトラブルに巻き込まれ助けを求めてくる。事務所のバックにはヤクザの浜口組がついていると聞かされた泉は元組員たちと浜口組へ乗り込むが、そこで泉は薬物入りクッキーの存在を知らされる。そこには黒幕として、ホリウチ都市デザインの安井社長が暗躍していた……というストーリー。泉が憧れる年上の男性・月永を長谷川博己さん、浜口組組長を伊武雅刀さん、泉らに立ちはだかる安井を安藤政信さん、泉が束ねる目高組の若頭を武田鉄矢さんが演じるなど実力派が脇を固め、組員として大野拓朗さん、宇野祥平さんらが出演している。
女子高生が“許せない何か”に機関銃をぶっ放す、という作品の軸はそのままに、新たに高齢化社会や汚職、シャッター商店街などさまざまな社会問題が盛り込まれ、より現代的に生まれ変わった。ヤクザや薬物などテーマが物騒なのは相変わらずだが、作品全体のトーンは前作よりもコミカルで、幅広い年代に受け入れられる作品に仕上がっている。今作が映画初主演の橋本さんがベテランたちと真っ向から渡り合う迫力の演技はもちろん、長谷川さんや、そしてすっかりラスボス役が定着しつつある安藤さんの熱演にうならされた。前作未見でも楽しめるのはもちろん、殴り込み前のエレベーターのシーンや有名なラストシーンなど前作のオマージュ的なシーンがちらほらと差し込まれているので、予習してから見ると、より楽しめるだろう。5日から角川シネマ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(河鰭悠太郎/MANTAN)
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