注目ドラマ紹介:「重版出来!」 黒木華が連ドラ初主演で新米マンガ編集者に

12日スタートの連続ドラマ「重版出来!」の完成披露特別試写会に登場した主演の黒木華さん
1 / 7
12日スタートの連続ドラマ「重版出来!」の完成披露特別試写会に登場した主演の黒木華さん

 女優の黒木華さんが主演する連続ドラマ「重版出来!」(TBS系)が12日スタートする。「マンガ大賞2014」にノミネートされた松田奈緒子さんの人気マンガを実写化し、連続ドラマ初主演となる黒木さんがマンガ誌編集部に配属された新米編集者を演じる。オダギリジョーさん、坂口健太郎さん、松重豊さんらも出演する。

ウナギノボリ

 「重版出来!」は、松田さんがマンガ誌「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中のマンガが原作。タイトルの「重版出来」は、本が売れて重版することを指す業界用語。柔道の日本代表選手でありながらケガで挫折し、マンガ誌「週刊バイブス」の新人編集者となった黒沢心(黒木さん)が、マンガを売るためにマンガ家や編集部の仲間、営業マン、宣伝担当、書店員など出版にかかわる人々とともに奮闘する……というストーリー。

 オダギリさんは「週刊バイブス」の次期編集長候補の副編集長・五百旗頭敬(いおきべ・けい)、坂口さんは心に引かれていくコミック営業部員の小泉純、松重さんは同誌の編集長・和田靖樹を演じ、荒川良々さん、安田顕さんも「週刊バイブス」編集部員として登場する。

 第1話は、柔道一筋で元五輪代表候補だった心(黒木さん)は、新卒で大手出版社・興都館(こうとかん)に入社し、マンガ誌「週刊バイブス」編集部に配属される。そんな心を待ち受けていたのは個性豊かな編集部の面々で、先輩編集者の五百旗頭(オダギリさん)の下、連載を担当するマンガ家との打ち合わせ、新人発掘、単行本の部数決定会議といった重版出来させるための地道な活動を目にすることで、この世界に魅せられていくが、数々の難題が襲い掛かる……という内容。12日から毎週火曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。

写真を見る全 7 枚

マンガ 最新記事