ニコニコ超会議2016:「超刀剣」ブースで刀匠が“日本刀の鍛錬”を披露

「ニコニコ超会議2016」の「超刀剣」ブース
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「ニコニコ超会議2016」の「超刀剣」ブース

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたイベント「ニコニコ超会議2016」に、刃物類で有名な岐阜県関市の刀匠たちが刀を鍛錬する「超刀剣」ブースが登場。ブースでは刀匠によるデモンストレーションが行われたほか、参加者が刀鍛冶を体験できる企画も行われており、1日で約700枚の抽選券が配られるなど話題を集めていた。

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 「超刀剣」ブースでは、700年の伝統を有する日本刀鍛錬のデモンストレーションが、9人の刀匠たちによって実施され、日本刀を作る過程を集まった観客の前で披露した。また、同ブースでは抽選に当たった希望者が参加できる刀鍛冶体験も企画。当初は抽選で一日60人程度の参加で計画していたが、より多くの人に体験してほしいという刀匠の心意気で、2日間で約250人が参加したという。企画を主催したドワンゴの担当者は「日本の伝統文化を若い人たちに知っていただきたい」と同ブースの狙いを説明。現在、若い女性を中心に刀剣ブームが起こっていることも出展の背景にあるとしている。

 「ニコニコ超会議」はニコ動の大規模イベントで、「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに、音楽やアニメ、ゲーム、政治、スポーツなどさまざまなジャンルを網羅。催しは動画で中継される。12年に第1回が開催され、前回の「超会議2015」は2日間で約15万1000人が来場し、約794万500人がインターネットで視聴した。

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