ギャラリーフェイク:4年ぶり復活 スピリッツ創刊35年企画で

ギャラリーフェイク」のイラスト=小学館提供
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ギャラリーフェイク」のイラスト=小学館提供

 美術の深い知識と一流の修復技術を持つ男の活躍を描いた細野不二彦さんの人気マンガ「ギャラリーフェイク」が、30日発売の「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)27号に掲載された。2012年に東日本大震災の復興支援プロジェクト「ヒーローズ・カムバック」の一環として、前後編の読み切りが掲載されて以来4年ぶり。

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 「ギャラリーフェイク」は、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の元キュレーターで、ニセモノを専門に扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー藤田玲司が、さまざまな美術品を巡る事件や問題に巻き込まれ、その知識と技術を駆使して難題を解決していく……というマンガ。2005年にはテレビ東京などで、テレビアニメが放送された。

 今回の掲載は、スピリッツの創刊35周年企画の一環。第1話は、3年前に盗まれたターナーの名画「日の出・入り江のほとりの城」を巡り、藤田が窃盗グループの足元を見て高額な仲介料を取り、スコットランドヤードに逮捕される……という内容。6月6日発売の同誌28号で第2話が掲載される予定。

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