来週のとと姉ちゃん:第13週「常子、防空演習にいそしむ」 空襲の中、志田未来のお竜と再会

着物と食糧の交換をお願いする常子(高畑充希さん)と鞠子(相楽樹さん)(C)
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着物と食糧の交換をお願いする常子(高畑充希さん)と鞠子(相楽樹さん)(C)

 高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「とと姉ちゃん」は27日から、第13週「常子、防空演習にいそしむ」に入る。「甲東出版」で男女の隔てなく働くことに喜びを感じた常子だったが、青柳商店も店をたたむことになり、さらに戦況が悪化する中で常子たちの生活も困窮していく……。

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 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。

 第12週「常子、花山伊佐次と出会う」では、「甲東出版」で常子は、まじめで堅物の編集長・谷(山口智充さん)や、女性好きでプレイボーイな記者・五反田(及川光博さん)と出会い、2人の男女分け隔てない態度に感動するが、政府の検閲による締め付けが厳しくなっていく。さらに材木商の個人営業が禁止され、滝子(大地真央さん)は青柳の看板を下ろす決意をする……というストーリーだった。

 第13週「常子、防空演習にいそしむ」は、昭和19年、戦況はますます悪化し、常子(高畑さん)たちは、その日の暮らしに困るほどの物資不足に悩まされていた。物々交換で農作物をもらうため、美子(杉咲花さん)が滝子からもらったママゴト道具まで持ち出すことに。「甲東出版」も社長の谷(山口智充さん)らが徴兵され、五反田(及川光博さん)のみが残り、雑誌を作り続けていたが、五反田から「もう雑誌を作らなくていい」と言われ、常子は困惑する。東京を空襲が続き、小橋一家の暮らしはますます深刻になっていく……という展開。

 第13週の見どころは、空襲からの避難する中で、志田未来さん演じるお竜とも再会し、常子は自分の夢に気づく。さらに意外な人物が再登場するのも見逃せない。

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