ワンピース:USJショーで名シーンを続々再現 麦わら大船団も登場!

「ワンピース・プレミアショー2016」の様子
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「ワンピース・プレミアショー2016」の様子

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)で1日に開かれた人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」をテーマにしたオリジナルストーリーのショー「ワンピース・プレミアショー2016」のプレビューが6月30日、行われた。ショーが描くテーマは、麦わらの一味の“熱い絆”。主人公・ルフィが海賊になると誓ったシャンクスとの名シーンが再現されると、約2000人のファンからは大きな歓声と拍手が巻き起こり、人気キャラクターのバルトロメオやキャベンディッシュの登場には、黄色い悲鳴が飛んでいた。

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 「ワンピース・プレミアショー」は、同パークの夏限定イベント「ワンピース・プレミア・サマー」の一環で開催され、今回で9回目。本格的なスタントや、プロジェクションマッピングなど特殊効果を駆使して、登場人物の技や能力を立体的に表現し、各キャラクターのせりふも声優が担当。コスチュームやアイテム、俳優の動きが細部まで原作に“忠実”に再現されていると、ファンの間でも話題となっている。立体映像とプロジェクションマッピングを融合させる「S3Dプロジェクション・マッピング」の技術を、昨年と同様今回も採用。専用の3Dグラスをかけると、キャラクターの技が目の前に迫ってくるように見える。

 物語は“約束を守ること”が命よりも大切という島「プロミスランド」が舞台。ルフィは、ある能力を持つ親切な少年に出会うが、少年は島を牛耳る狡猾(こうかつ)な海軍中将ワイルダーとの“約束”で、麦わらの一味掃討作戦に協力してしまう。一味には、少年の能力で現れた数々の因縁の敵たちが襲いかかり、窮地に陥るが、トラファルガー・ローや麦わら大船団が助けに駆けつける……という展開だ。

 爆発や水しぶきが巻き起こる戦闘シーンや、新たな人気キャラクターの登場にも注目だが、今回はルフィとシャンクスのシーンをはじめ、麦わらの一味それぞれの仲間になった瞬間、因縁の敵との対決など、名シーンが一挙に再現される。ショーでの再現は難しい意外なシーンもあり、この日のプレビューでは、観客から驚きの歓声が上がった。10月2日まで。入園料のほかに鑑賞チケットが必要。大人1980円から、4歳以上11歳以下は980円から。

 このほか、ワンピース・プレミア・サマーでは、人気のストリートショー「ワンピース・ウォーターバトル」が同パークのサンフランシスコ・エリアで開催。来場客は、海軍本部が待ち伏せるエリアで、水鉄砲で最強を決めるバトルに参戦し、ルフィや兄のサボなど人気キャラクターを間近で見ることができる。限定メニューが味わえる「麦わら大船団の宴レストラン」、ショーが見られる「サンジの海賊レストラン」(事前予約制、10月2日まで)もオープンする。夏限定イベントは9月4日まで。

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