市川実日子:「シン・ゴジラ」女性限定発声上映会で早口のせりふを再現 かまずに言えてガッツポーズ

映画「シン・ゴジラ」の「女性限定鑑賞会議」の舞台あいさつに登場した市川実日子さん
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映画「シン・ゴジラ」の「女性限定鑑賞会議」の舞台あいさつに登場した市川実日子さん

 女優の市川実日子さんが24日、新宿バルト9(東京都新宿区)での映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督・脚本、樋口真嗣監督・特技監督)の「女性限定鑑賞会議(上映会)」の舞台あいさつに登場した。今回は女性限定で、コスプレでの来場、上映中の発声、サイリウム持ち込み可という特別上映で、チケットは3分で売り切れたという。上映中、観客は音楽に合わせて手拍子やサイリウムを振り、せりふに「ヒュー」などリアクションするなど声を出しながら上映を楽しんだ。環境省の尾頭ヒロミ役の市川さんは、その様子を見て、「みんなヒロミーって呼んでましたね」と自身の登場シーンのリアクションに大喜び。劇中の早口のせりふを再現してみせ、観客からの拍手と歓声を浴びると万歳とガッツポーズが飛び出した。

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 舞台あいさつには市川さんと同じく「巨災対(巨大不明生物特設災害対策本部)」に所属する生物学准教授・間邦夫役の塚本晋也さんや巨災対を作り上げた保守第一党の泉修一役の松尾諭さん、巨災対でお茶くみのおばさんをしていた片桐はいりさんも登場。松尾さんは劇中の印象的なせりふ「まずは君たちが落ち着け」を熱狂する観客に向けて呼びかけるなどファンサービスした。また、松尾さんは今回の上映で印象的だったことを「(長谷川博己さん演じる)矢口とのやりとりの合間に『ヒュー』という声がかかって、それはすごくムラムラと変な気持ちになりました」と明かした。

 「シン・ゴジラ」は、「ゴジラ」シリーズの約12年ぶりとなる日本版新作。人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野さんが脚本と総監督、「進撃の巨人」の樋口さんが監督を務めている。新たなゴジラの体長は118.5メートルで、これまで最大とされたハリウッド版「GODZILLA」(2014年、ギャレス・エドワーズ監督)の108メートルを10メートル上回るサイズも話題になっている。7月29日公開され、今日までに320万人を動員し興行収入46億円に達する大ヒットを記録している。

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