俳優の神木隆之介さんが24日、東京将棋会館(東京都渋谷区)で開催された子供を対象とした将棋大会「第5回 J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」の表彰式に登場した。将棋マンガが原作の映画「3月のライオン」(大友啓史監督)で主演を務める神木さんは、撮影で将棋監修のプロ棋士たちから将棋の実力を認められたことなどを受けて、サプライズで将棋のアマ初段免状が授与されることになり、「えっ!? オレですか!?」ときょろきょろしながら驚いた様子。「まさかで驚いている。大丈夫ですか? 荷が重い……」と話しながら「もっともっと将棋を勉強していきたい」と意気込んだ。
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また、神木さんは、映画の撮影について「手つきや駒がぶつかる音など一から勉強することばかりで、苦労したところはいっぱいあります」と明かした。表彰式には日本将棋連盟の谷川浩司会長、矢内理絵子女流五段も登場した。
「3月のライオン」は、中学生でプロデビューした17歳の棋士・桐山零と、川本家の3姉妹の触れ合いを描いた羽海野(うみの)チカさんのマンガ。2007年7月から「ヤングアニマル」(白泉社)で連載されており、11年に「第4回マンガ大賞2011」と「第35回講談社漫画賞」、14年には「第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞。テレビアニメが10月からNHK総合で放送される。神木さん主演の映画は2017年3月18日に前編、同4月22日に後編が公開される。
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