フリーアナウンサーの福澤朗さんが、29日に放送されるテレビアニメ「タイムボカン24」(読売テレビ・日本テレビ系)の第5話「ハロウィンのトリック・オア・トリートは鳥取 or 島根だった!」で、本人をイメージしたキャラクター・福澤さん役の声優を担当することが22日、分かった。アニメキャラクターの福澤さんは、福澤さん本人が司会を務めた人気番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」(日本テレビ系)を模したクイズ企画「トットリ・オア・シマーネ横断ウルトラクイズ」の司会を担当する。回答者を焦らせる「チッチッチッチッチ」というカウントや「ジャストミート!」などのせりふが飛び出す。
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福澤さんは「『タイムボカン』シリーズに声の出演をさせていただけると聞き、激しい高揚感に包まれました。今も何気なくボタンを押すときに『ポチッとな』とつぶやいてしまうほど、体に染み込んでいる『タイムボカン』の世界観を壊すことのないように、『ウルトラクイズ』の司会の時以上に気持ちを高めて収録の日を迎えました」と興奮気味にコメント。アフレコを終えた感想を「物音をまったく立てることのできない静寂のスタジオで、マイクに向かって大勢の声優さんたちが喜怒哀楽をつむぎ出していく作業に感銘を受けました。これぞプロフェッショナルな創造空間だと思いました」と話している。
主人公・トキオ役の声優の若山晃久さんは「小さいころからいろいろなテレビ番組で福澤さんを見てきた世代なので、共演が決まった時は本当に驚きました。アニメのアフレコはあまりされたことがないとうかがっていたのですが、そんなことをまったく感じさせないくらいお上手で、福澤さんに引っ張っていっていただいた部分もたくさんありました」と共演を喜んでいる。
「タイムボカン」はタツノコプロが制作する人気シリーズで、第1弾が1975年10月にスタート。新作「タイムボカン24」は、現代の東京に住む中学2年のトキオが突然、24世紀の組織・時空管理局の隊員に任命され、教科書に書かれている歴史はすべてウソで教科書よりも面白い真実の歴史(真歴史)があることを知り、隊員のカレンとともにボカンメカを駆使しながら、真歴史を探すことになる……というストーリー。「妖怪ウォッチ」などで知られる「レベルファイブ」が企画協力やキャラクターメカ原案を手がけている。読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半に放送。
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