ガンプラW杯:日本代表候補作お披露目 中1畑めいさんが6年連続ノミネート

「ガンプラビルダーズワールドカップ2016」のジュニアコースの日本代表候補に選ばれた畑めいさんの「ザク島」
1 / 41
「ガンプラビルダーズワールドカップ2016」のジュニアコースの日本代表候補に選ばれた畑めいさんの「ザク島」

 アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2016」(バンダイ主催)で、二次審査を通過した日本代表候補作品が19日、秋葉原UDX(東京都千代田区)でお披露目された。14歳以下が対象のジュニアコースは、中学1年の畑めいさんが「ザク島」で11年のコンテスト開始から6年連続で日本代表候補に選ばれた。また、15歳以上のオープンコースでは、お笑いコンビ「パンクブーブー」の佐藤哲夫さんが「リサイクルズゴック~エコだよ!それは!~」で3年連続で日本代表候補に選出。ジュニアコース5作品、オープンコース25作品が一挙公開された。

ウナギノボリ

 これまで5年連続で日本代表に選出された畑さんの「ザク島」は、「自宅の近くにある北海道の恵比須島にザクがいたら……」というテーマで制作され、壊れたザクの周りで子供が遊ぶジオラマになっている。佐藤さんの作品は、ズゴックが海中で朽ちたザクを回収し、最新のモビルスーツの部品として再利用するという設定で、プリンの空き容器などのゴミをパーツとして再利用して制作したという。ほかにも、オープンコースでは、源義経と弁慶をイメージした横田ユースケさんの「永遠の絆 ~義経・弁慶 新しき国へ~」や「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」の一場面を再現したというhanaさんの「宿命」などの力作がそろった。

 ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年から始まり、6回目となる今年は日本、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、北米、イタリアの13の国と地域で開催。15歳以上が対象のオープンコース、14歳以下が対象のジュニアコースがあり、日本代表は、一般投票や特別審査員による審査により、23日に日本代表が決定する。それぞれの予選を勝ち抜いた各国代表が、12月に開催予定の世界一決定戦に進出し、チャンピオンの称号を懸けて激突する。

 日本代表候補作は、19日から秋葉原UDXで開催中のイベント「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2016 WINTER」で展示中。イベントは23日まで。

写真を見る全 41 枚

アニメ 最新記事