古川雄輝:中国で人気の「男神」が朝ドラ初出演 おディーン様に続き“逆輸入”ブレークか

NHK大阪放送局で行われたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の会見に出席した古川雄輝さん
1 / 17
NHK大阪放送局で行われたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の会見に出席した古川雄輝さん

 俳優の古川雄輝さんが7日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた、芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」の新キャストの発表会見に出席。土村芳さん演じる村田君枝の息子、健太郎役で、朝ドラに初出演することが明らかになった。中国では「憧れの男性」という意味の「男神」と呼ばれ、中国版ツイッター「Weibo(ウェイボー)」のフォロワー数は150万人を突破する人気で、朝ドラでは、過去に“逆輸入俳優”のディーン・フジオカさんらがブレークしており、古川さんのブレークにも注目が集まる。

ウナギノボリ

 古川さんは、1987年12月18日、東京都生まれ。身長180センチ。7歳でカナダへ移住し、16歳の時には単身ニューヨークへ渡った。慶応大学理工学部システムデザイン工学科卒業。2009年にはミスター慶應コンテストでグランプリに輝き、 10年に芸能事務所「ホリプロ」の新人俳優オーディション「キャンパスター★H50with メンズノンノ」で審査委員特別賞を受賞した。

 13年に主演ドラマ「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」(フジテレビTWO)が中国、台湾でも放送され、人気となり、中国で日本人俳優として初めてファンミーティングを開催。14年に中国の配信会社「iQIYI(アイチーイー)」が主催するアワードで「アジア俳優賞」を日本人で初めて受賞した。日中合作の主演ドラマ「不可思議的夏天」(フジテレビ、邦題「不思議な夏」 )で主演したほか、映画「脳内ポイズンベリー」、月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」などに出演している。

 「べっぴんさん」で演じる健太郎は、ヒロイン・すみれの娘、さくらの幼なじみ。今月18日に29歳の誕生日を迎えるが、演じるのは15歳からで、この日も学生服姿で出席した。若い役を演じることに抵抗はないかと問われると「スタッフさんからは『奇跡の29歳』と呼ばれています。15歳に見えると自信をもって頑張ります」と笑わせた。17年1月11日から登場する予定。

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれている。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回を予定。

写真を見る全 17 枚

テレビ 最新記事