アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2016」(バンダイ主催)の世界大会決勝戦の表彰式が18日、ガンダムフロント東京(東京都江東区)で行われ、15歳以上が応募できるオープンコースでは、日本代表の横田ユースケさん(29)の源義経と弁慶が出会った五条大橋をイメージした「永遠の絆 ~義経・弁慶 新しき国へ~」が世界一に輝いた。
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また、14歳以下が応募できるジュニアコースでは、台湾代表のチョ・シェン・ジュンさんの戦争が終わった後のモビルースーツの姿をイメージした作品「オーバー ウォー」が世界一に輝いた。
ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年から始まり、6回目となる今年は日本、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、北米、イタリアの13の国と地域で開催。15歳以上が対象のオープンコース、14歳以下が対象のジュニアコースがあり、計24の作品が集まった。世界大会決勝戦では、バンダイの川口克己さん、安永亮彦さん、「ホビージャパン」の木村学編集長、「モデルグラフィック」の古屋智康編集長、「機動戦士ガンダム00」などのメカデザインを務めた海老川兼武さんが各作品を採点した。司会は、声優の池澤春菜さんが務めた。
優勝した日本代表の横田さんは「このトロフィーだけを目指してやってきたので本当にうれしい」と喜び「ガンプラは世界中で愛されていますが、日本で生まれたものなので日本のモデラーが持っていてほしいと願うモデラーはたくさんいると思います。このステージまで上げてくれたすべての方たちに感謝します」と笑顔で語っていた。
オープンコースの2位はタイ代表、3位は中国代表、ジュニアコースの2位は日本代表、3位は香港代表。特別賞の「セブン‐イレブン賞」はジュニアコースのインドネシア代表、「ガンダムゲーム30周年賞」にはジュニアコースのオーストラリア代表の作品がそれぞれ選ばれた。
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