小林幸子:ボカロ曲「さちさちにしてあげる♪」がまさかの小説化

小林幸子さんの「さちさちにしてあげる♪」を小説化した「さちさちにしてあげる」のカバー
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小林幸子さんの「さちさちにしてあげる♪」を小説化した「さちさちにしてあげる」のカバー

 演歌歌手の小林幸子さんによるボカロ曲「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」の替え歌「さちさちにしてあげる♪」が、小説化されることが分かった。24日に「さちさちにしてあげる」として、ボカロ小説を数多く刊行しているPHP研究所から発売される。小林さんは「まさかの小説化に私自身が一番驚いています。お読みくださった皆さまが、さちさちになってもらえたら幸せです」とコメントを寄せている。

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 小説は、10億円の当たりくじを妻に奪われ、トラックにひかれて死んだ東山拓人(ひがしやま・たくと)が、異世界に転生する……というストーリー。異世界では、かんだ相手を“小林幸子”の姿にしてしまう粘土人間・サチが大量発生しており、拓人は少女アキと共に、世界を元に戻す鍵である遺跡・メガ幸子を探す旅に出る。

 ボカロ小説「東京電脳探偵団」「未来景イノセンス」「リモコン」などを手がけてきた石沢克宜さんが執筆し、小林さんの声から生まれたボーカロイド「Sachiko」のパッケージイラストを手がけた碧風羽さんがイラストを担当。四六判、404ページで、1300円(税抜き)。

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