菅田将暉さん主演で実写化される映画「帝一の國(くに)」(永井聡監督)の追加キャストが6日に発表され、舞台版「帝一の國」で主人公・帝一を務めた木村了さんや鈴木勝大さん、萩原利久さん、岡山天音さん、井之脇海さんらが出演することが明らかになった。
ウナギノボリ
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映画は「ジャンプSQ.(スクエア)」(集英社)などで連載された、古屋兎丸(ふるや・うさまる)さんの学園マンガが原作。昭和のある時代、帝一は、多くの官僚や政治家を輩出した中高一貫制の名門男子校・海帝高校に最も優秀な成績で入学。「総理大臣になり自分の国を造る!」という大きな野望の実現のため、その基礎となる同校での生徒会長の座を目指し、盟友とともに派閥や謀略、癒着、根回しなど政界さながらの抗争を繰り広げていく……という物語。
舞台版で帝一を演じた木村さんは、今作では海帝高校の現生徒会長・堂山圭吾を演じる。同作には帝一がふんどし姿で太鼓をたたくシーンがあることから、木村さんは「今度は会長の景色を見られることに興奮を覚え、きっとふんどしをはかないことに安堵(あんど)……いや、憤怒し。あ、今うまいこと言ったなとか感じてるわけでございます」とコメント。「最初、堂山会長でオファーが来た時の感想は『僕はなった! 海帝高校生徒会長に!!』でした」と喜びも語っている。
このほか、鈴木さんは次期生徒会長の最有力候補・氷室ローランド(間宮祥太朗さん)の親友・駒光彦を、萩原さんは帝一を苦しめる根津二四三を、岡山さんは帝一の最強のライバル・大鷹弾(竹内涼真)をサポートする副ルーム長・佐々木洋介を、井之脇さんが堂山生徒会長を支える副会長・古賀平八郎を演じる。映画は4月29日公開。
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