福山雅治:ジョン・ウー監督と初タッグで“白い鳩”に感激 北京会見で流ちょうな中国語も

映画「追補 MANHUNT」のキックオフ会見に登場した(左から)チー・ウェイさん、チャン・ハンユーさん、ジョン・ウー監督、福山雅治さん、アンジェルス・ウーさん
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映画「追補 MANHUNT」のキックオフ会見に登場した(左から)チー・ウェイさん、チャン・ハンユーさん、ジョン・ウー監督、福山雅治さん、アンジェルス・ウーさん

 歌手で俳優の福山雅治さんが15日、中国・北京で、主演映画「追補 MANHUNT」(ジョン・ウー監督)のキックオフ会見に登場し、流ちょうな中国語で「皆さんこんにちは、福山雅治です」とあいさつ。ウー監督との初タッグについて「長年ファンでしたから、お話をいただいたときは夢かと思うくらい大変光栄でした」と明かし、撮影では「自分のアクションシーンで、ジョン・ウー監督作品の代名詞ともいえる『白い鳩』が飛んだときは、本当に感動しまして、何度も何度も現場のモニターをチェックして……」と振り返った。

ウナギノボリ

 福山さんは、ウー監督、 福山さんとダブル主演を務める中国俳優のチャン・ハンユーさん、 女優のチー・ウェイさん、ウー監督の次女で女優のアンジェルス・ウーさんと共に登壇。「監督のこの作品にかける思いを伝えていただいて、その思いにどうやって応えられるのか考えながら、5カ月間いっぱい撮影に挑みました」と撮影を振り返り、「やっと映像作品で中国に来ることができたので、今度はライブで来れるように頑張っていきたいと思っています。なるべく早く来ます!」とファンに宣言した。

 「追補 MANHUNT」は、約4000万ドル(約41億7600万円)の製作費を投じてウー監督が手がける大作。西村寿行さんの小説「君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉(わた)れ」(徳間書店)の再映画化で、1976年に高倉健さんと中野良子さんが出演し映画化され、中国で「追捕」というタイトルで公開されブームを巻き起こした。今回の映画では福山さんとチャンさんのダブル主演で、ハ・ジウォンさん、チーさんら日中韓のスターが出演する。

 ロケは全編日本で行われ、大阪がメインの舞台。国際弁護士・杜秋(チャンさん)は、自身の送別パーティー後、突然、同僚女性殺害の容疑を受ける。杜秋逮捕に全身全霊を傾けている敏腕警部・矢村聡(福山さん)は、杜秋を追いつめながら同時に殺人事件の状況証拠を怪しく思い、 容疑そのものに疑問を持ち始め……というストーリー。

 会見では、手錠でつながれた二つの手や白い鳩が描かれた中国公開版のティザーポスターもお披露目され、中国での公開日が2018年2月16日に決定したことも明かされた。日本では18年内の公開を予定している。

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