浪川大輔:「次元大介の墓標」に出番あった? 脚本の最終段階で“切られ”嘆き節

「LUPIN THE THIRD 血煙の石川五ェ門」公開記念イベントに登場した浪川大輔さん
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「LUPIN THE THIRD 血煙の石川五ェ門」公開記念イベントに登場した浪川大輔さん

 人気アニメ「ルパン三世」の新作劇場版アニメ「LUPIN THE THIRD 血煙の石川五ェ門」(小池健監督)の公開記念イベントが16日、東京都内で行われ、石川五ェ門役の浪川大輔さんが登場。この日は前作「次元大介の墓標」と新作の連続上映会で、「次元大介の墓標」に出演していない浪川さんは「僕が知らない間に収録して公開されていた」としょんぼり。実際には脚本の第6稿まで五ェ門の出番があったことを小池監督と浄園祐プロデューサーから知らされると、「僕の何がいけなくて……」と苦笑し、「絵コンテで“切られた”。“血煙”になった」と新作のタイトルになぞらえながら嘆いた。

ウナギノボリ

 浪川さんは、出演していない「次元大介の墓標」の見どころについて聞かれると、「(峰)不二子ちゃんがほぼ裸です」とにやり。一方、自身の主演作となる「血煙の石川五ェ門」については「原作に近いテイストでかなりハードボイルド。若い五ェ門がどのように覚醒していくのかを必死に演じて、(収録現場は)プレッシャーと何とも言えない空気感があった」と明かし、「気を抜いているところは一個もないです」と胸を張った。

 「LUPIN THE THIRD」は若き日のルパンたちの姿を描いたシリーズで、テレビアニメ「峰不二子という女」が2012年に放送されたほか、劇場版アニメ「次元大介の墓標」が14年に公開された。第3弾となる「血煙の石川五ェ門」は、五ェ門が自らの雇い主であったヤクザの組長の死によって、裏切り者の汚名を背負い、屈辱を晴らすため、圧倒的な力を持つ敵に挑む。小池監督や脚本の高橋悠也さんら「次元大介の墓標」を手がけたクリエーターが再集結している。2月4日公開。

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