今週のおんな城主 直虎:第6回「初恋の別れ道」 亀之丞改め直親が次郎法師に求婚! “初恋”をあきらめきれず…

「おんな城主 直虎」第6回「初恋の別れ道」の一場面 (C)NHK
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「おんな城主 直虎」第6回「初恋の別れ道」の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさんが主演を務めるNHK大河ドラマおんな城主 直虎」の第6回「初恋の別れ道」が12日に放送される。井伊谷(いいのや)に帰還した亀之丞(三浦春馬さん)は、井伊直親と名を改めると、次郎法師(柴咲さん)に「自分の妻に迎えたい」と願い出る。井伊の本領安堵(あんど)のため、次郎の父・直盛(杉本哲太)は娘の還俗(げんぞく:出家した者が再び俗人にかえること)願いを断念するが、それでも直親はあきらめきれず……。

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 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリーで、激動の世を“はざまの土地”で生きる井伊家の視点で描いていく。

 5日放送の第5回「亀之丞帰る」は、天文23(1554)年、春。次郎法師は僧として修行を積みながら、行方知れずの亀之丞の帰りを待つ。一方、井伊家では実権を握ろうとしていた小野政直(吹越満さん)が突然、病に倒れてしまう。そしてついに井伊谷に「亀之丞が帰還する」との知らせが届き……という展開だった。

 第6回では、井伊谷への帰還を果たした亀之丞が元服して井伊直親と名を改める。直親は次郎法師を還俗させて、自分の妻に迎えることを望むが、小野政次(高橋一生さん)は、まず今川家に直親の帰還を許してもらうことが先決だとしてこれに反対する。次郎の出家は、今川による井伊の本領安堵の条件になっていたため、父の直盛は悩んだ末、娘の還俗願いを断念するが、それでも次郎と夫婦になることをあきらめきれない直親はある提案を持ちかける。

「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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