女優の柴咲コウさんが主演を務めるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第8回「赤ちゃんはまだか」が26日に放送される。直親(三浦春馬さん)との間になかなか跡継ぎができないしの(貫地谷しほりさん)は、次郎法師(柴咲さん)への嫉妬心にかられ、ひと騒動を巻き起こす。そのころ駿府では、今川義元(春風亭昇太さん)が、尾張の織田攻めに向けて着々と準備を進めていて……。
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「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリー。
19日放送の第7回「検地がやってきた」では、直親(三浦春馬さん)の帰参を認める条件として、義元が井伊谷(いいのや)での大規模な「検地」を実施。責任を感じる直親は、井伊家の最後の砦となる“隠し里”を守り通すための策を練る。一方、今川家の目付でもある政次(高橋一生さん)は、検地に向け着々と準備を進める……という展開だった。
第8回では、直親と夫婦になって4年、しのはいまだ懐妊の兆しがないことを気に病んでいた。その様子を見かねた次郎は、子を授かるための妙薬を手に入れるが、しのは直親の元いいなずけである次郎に対して嫉妬心を抱き、薬の受け取りを拒否すると、さらに常軌を逸した言葉を浴びせる。そのころ駿府では、義元が家督を息子の氏真(尾上松也さん)に譲り、尾張の織田攻めに向けて着々と準備を進めていた。直親はこの戦で初陣を飾りたいと直盛(杉本哲太さん)に申し出る。
「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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