俳優の竜星涼さんが主演を務める連続ドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第6話が2月22日に放送された。ドラマの終盤では、大陽が設立に関わった「株式会社ワカラン」が「三ツ星重工」と話し合いの場を設けるシーンが描かれ、注目を集めた。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
◇以下、ネタバレがあります
ドラマは、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀さんの同名マンガが原作。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星さん)が、失敗や挫折を経験した人々に「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、“人間再生”に取り組む姿を描く。
大陽が、「三ツ星重工」をリストラされた元造船所責任者の武藤浩(塚地武雅さん)と、“山谷コンビ”として三ツ星重工を支えてきた元常務の山口浩二(高橋克実さん)と元CHOの加賀谷剛(鈴木浩介さん)を組ませて設立した「株式会社ワカラン」は、土地や助成金の問題も無事クリアし、造船所跡地に巨大なネットスーパーを建て、運営することに成功した。
全てがうまく進んでいたが、ワカランが開発した在宅状況を確認するためのAIナビシステム「宅・システム」が、住人の不在時に玄関先のランプが光ることで利用者の家に空き巣が侵入。さらに税金逃れの裏工作が疑われ、1億4千万円の追徴課税が課されてしまう。
武藤と山口と加賀屋は、大陽の兄で三ツ星重工の社長・三星大海(小泉孝太郎さん)と社長室長の高島瑞貴(戸次重幸さん)のもとを訪れる。武藤は、ワカランが抱える1億4千万円の追徴課税を三ツ星重工に負担してもらう代わりに、三ツ星重工が抱える産業ロボットの動作遅延問題をワカランの宅・システムによって改善できるとアピール。その使用料として、1億4千万円を支払ってほしいと説明した。
システム利用のもう一つの条件として、加賀屋は一般家庭の電気メーターの9割が三ツ星製の風汐市で、三ツ星重工が持っている電気使用情報を共有してもらいたいと訴える。そうすることで、玄関先のランプを点灯させることなく住人の在宅状況を知ることができるからだ。
大海はすぐに高島に、宅・システムのベータ版で実証のテストを行うこと、電気メーターの情報部にデータ共有の準備を進めるよう指示し、大海と武藤は握手を交わした。
SNSでは「ワカランと三ツ星が手を組んだ!?」「いよいよ展開に動きが!」「どういうふうに決着がつくんだろう? 気になる!」など今後の展開に期待の声が寄せられていた。
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