良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の竜星涼さんが主演を務める連続ドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第9話が3月15日に放送された。「三ツ星重工」副社長の三星義知を演じる反町隆史さんの演技が「怖すぎる」とSNSで話題になった。
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ドラマは、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀さんの同名マンガが原作。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星さん)が、失敗や挫折を経験した人々に「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、“人間再生”に取り組む姿を描く。
第8話(3月8日放送)で、義知が三ツ星重工の社長で大陽の兄・大海(小泉孝太郎さん)を失脚させようと暗躍していたことが明らかに。第9話では、ベンチャーサミットの会場を訪れた大陽が義知と鉢合わせし、一緒に起業のプレゼンを見る展開になった。
大陽が、かつて三ツ星重工をリストラされた武藤浩(塚地武雅さん)が堂々とプレゼンする姿を見て感極まっていると、義知は「彼が自信を失って、ずっと苦しんでいたのは、君たち兄弟みたいな人間のせいじゃないのか?」「君たち兄弟は、小さい頃からとびきり優秀で将来を期待されていた。だから、凡人の気持ちなんて分からない。人間なんて生きてりゃそれでいい。勝手に価値を求めるな」と冷たく言い放った。
終盤で、大陽の勧めでスタートアップしたものの失敗し、全てを失った過去を持つ八神圭吾(栁俊太郎さん)が登場。八神は「俺みたいな人間をもう生みたくないからさ」と口にし、大陽が投資を考えていた東京英明大の学生・三上珠緒(田鍋梨々花さん)と准教授の河野幸(星野真里さん)の研究から手を引くよう伝え、去って行った。
場面は変わり、薄暗い駐車場に停められた車内で密談する義知と八神の姿が映し出された。義知は、大陽に恨みを持つ八神を探し出し「復讐(ふくしゅう)のチャンスをあげよう」と声を掛け、手を組んでいたのだ。八神は大陽に過去の苦い記憶を思い出させるだけでなく、三ツ星重工の不正を週刊誌にリークするなど、義知の差し金で動いていた。
義知は、大海と大陽の父で三ツ星重工の前社長・匡邦(大友康平さん)に「お前は三ツ星にとって何の価値もないい人間だ」とののしられた過去を思い出し、「長かった、ここまで」とつぶやくのだった。
SNSでは「ついに副社長が牙をむいた!」「黒反町、怖すぎる……」「悪役の反町さん新鮮! こんな演技もできるのね」「嫌なところをジリジリ攻めてくる感じ、今までになくてめっちゃいいな」「底が見えない感じがめっちゃ恐ろしい」「今までに見たことがない反町隆史」などさまざまな声が上がっていた。
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