海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の竜星涼さんが主演を務める連続ドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系、水曜午後10時)の最終第11話が3月29日に放送された。三星大陽(竜星さん)の仲間たちと「三ツ星重工」社長・義知(反町隆史さん)の闘いの結末が描かれ、SNSで注目を集めた。
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ドラマは、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀さんの同名マンガが原作。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星さん)が、失敗や挫折を経験した人々に「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、“人間再生”に取り組む姿を描く。
大陽は、国交省の次世代型インフラ長寿化技術のプロポーザル(企画競争入札)に応募し、「三ツ星重工」に勝とうとしていた。そのため大陽は、東京英明大学の学生・三上珠緒(田鍋梨々花さん)や准教授の河野幸(星野真里さん)が研究してきた、動物の血管裂傷を見つける技術を応用して、インフラ内部の劣化を判別するシステムを確立しようとしていた。
しかしこの案件は、「三ツ星重工」社長の座を追われた大陽の兄・大海(小泉孝太郎さん)が社長時代から入念に準備してきた案件で、大海の後を継いだ叔父・義知と部下の八神圭吾(栁俊太郎さん)らの裏工作もあって、三ツ星重工の勝ちが約束されているようなものだった。
大陽は、林田(小手伸也さん)や虎魂(吉野北人さん)、羽賀(山下美月さん)、音野(安達祐実さん)、武藤(塚地武雅さん)、東城(野村周平)ら、これまで大陽がスタートアップさせてきた「最高の仲間という資産」の力を集結させ、この公募に挑むことに。大海に「寄せ集めのチームで、三ツ星に勝てるわけがないだろう」と言われた大陽は、「寄せ集めじゃない、各分野のエキスパートだ」と言葉に力を込めた。
そんな“エキスパート”たちが力を合わせることで、公募の一次審査を通過。大海たちは、三ツ星重工との一騎打ちに挑むことに。2回にわたりプレゼンを行うことになるが、1回目のプレゼンでは、審査員から三上たちの研究がまだ完成していないことを指摘されてしまう。
2回目のプレゼンを前に、虎魂たちが大海のもとを訪れる。虎魂は土下座をし、大海に大陽の力になって欲しいと懇願する。虎魂たちの熱意に心動かされた大海は大陽と手を組むことに。プレゼン当日、大海が審査員に「純粋にどちらの事業が優れているのか判断してほしい」と訴えたことや、大陽が仲間たちへの熱い思いを語ったスピーチの力もあり、大陽たちが見事勝利を収めるのだった。
SNSでは「終わり方めちゃくちゃ良かった。それぞれ自分の存在価値を見いだしててキラキラしてる」「みんなの力で勝ち取った勝利だね」「勝ってよかった!」「大陽チームおめでとう~!!」「スカッとした」「まさに“資産は人なり”」などさまざまな声が上がっていた。
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