目黒蓮:「silent」チーム再集結で月9初主演 7月期「海のはじまり」で父親役に

目黒蓮さんが主演を務める「海のはじまり」のキービジュアル(C)フジテレビ
1 / 1
目黒蓮さんが主演を務める「海のはじまり」のキービジュアル(C)フジテレビ

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが7月期の連続ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系、月曜午後9時)で“月9”初主演を務めることが明らかになった。脚本が生方美久さん、演出が風間太樹さん、プロデュースが村瀬健さんと、目黒さんの俳優としての出世作となった2022年10月期の「silent」チームが再集結した完全オリジナルで、突然血のつながった6歳の娘がいることを知らされた父親役を演じる。目黒さんは「20歳の時デビューもしていない、この仕事を続けるかどうか迷っていた時期に、叶(かな)うわけがないけど憧れのことを書く夢ノートに、自分自身を奮い立たせるために半ば無理やり月9の主演をしたいと書いた日を思い出しました。本当に夢のような気持ちです」と思いを語っている。

ウナギノボリ

 目黒さん演じる月岡夏は、都内の印刷会社で働く28歳の青年。3歳の時に両親は離婚し、母親に引き取られた過去を持つ。大学時代に、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季と幸せな日々を送っていたが、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年がたち、新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。

 別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせ……。

 大好きだったママを突然失い、そのママが大好きだった人と出会う”ことになった6歳の女の子・海を演じるのは、泉谷星奈ちゃん。「厨房のありす」(日本テレビ)での主人公の幼少期や「オールドルーキー」(TBS)で主人公の娘など数々の作品に出演。「silent」チームが手掛けた「いちばんすきな花」でも今田美桜さんが演じた深雪夜々の幼少期を演じたが、今回の役はオーディションを経て決定。物語のタイトルにも入っている“海”という名をもつ重要な役どころということから、100人を超える候補者の中から何次にもわたる選考を敢行した。星奈ちゃんは「どうしてもやりたかった役なので、オーディションの前に、実際に海に行って、海ちゃんの気持ちを想像したりと頑張ったので、海ちゃん役が決まったことがすごくすっごくうれしく幸せです」と話している。

 プロデュースを務める村瀬さんは「目黒さんとは、『silent』でご一緒して以降、二人でたくさんの話をしてきました。目黒さんの芝居に対する真剣な思い、作品に対する誠実な思いを改めて感じ、見てくださる方の心に響くものにしたいという同じ思いを持っていることも改めて強く感じました。それで今回、この企画をご一緒いただくことにしました」とコメント。「自分が父であったことを知り、父になろうとする夏を目黒さんがどのように演じてくれるのか、楽しみでしかありません。目黒さんにしか演じられない夏が生まれることを確信しています」と話している。

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画