竹内結子:刑事役に初挑戦 誉田哲也の小説「ストロベリーナイト」 フジで今秋ドラマ化

 女優の竹内結子さん(30)が、フジテレビのスペシャルドラマ「ストロベリーナイト」で、初の刑事役に挑むことが10日、明らかになった。竹内さんは「初めての刑事役ということで、今から緊張していますが、出演者の皆さんに助けていただきながら良いチームワークで撮影できたらと思います」と意気込んでいる。

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 原作は、映画化された小説「武士道シックスティーン」で知られる誉田哲也さんの同名小説(光文社)で、約60万部を発行。主人公・姫川玲子(竹内さん)は、難事件を解決して異例のスピード出世を遂げた警視庁捜査1課の主任警部補だ。ため池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見され、単独の殺人事件で終わらないことに気付く。そして捜査で浮上した「ストロベリーナイト」という謎の言葉を解き明かすうちに、衝撃的な事実に突き当たるというストーリー。

 事件の鍵を握る姫川のライバル刑事を武田鉄矢さん、姫川を支える部下役を西島秀俊さん、桐谷健太さん、宇梶剛士さん、林遣都さんが演じる。また生瀬勝久さんや高嶋政宏さん、遠藤憲一さん、渡辺いっけいさん、国仲涼子さん、津川雅彦さん、谷村美月さんも出演する。

 フジテレビ編成部の成河広明さんは「原作を読んだ瞬間、姫川玲子役は竹内さんしかありえないと直感しました。竹内さんには、たおやかで、しなやかで、そして凛(りん)とした力強い存在感があり、警察という男性社会の中で生きる女性刑事を魅力的に演じていただけると思っています」と話している。ドラマは今秋放送予定。(毎日新聞デジタル) 

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