安藤サクラ:松田翔太と高良健吾は「うらやましいほどすてきな関係」 映画初日舞台あいさつ

映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」初日舞台あいさつに登場した安藤サクラさん
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映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」初日舞台あいさつに登場した安藤サクラさん

 映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の初日舞台あいさつが12日、東京都内で行われ、大森立嗣監督と主演の松田翔太さん(24)、高良健吾さん(22)、安藤サクラさん(24)、新井浩文さん(31)らが登場した。映画の中でケンタ(松田さん)とジュン(高良さん)は同じ施設で育った本当の兄弟のような関係だが、安藤さんは実際の2人も「うらやましいほどすてきな関係でした」とうらやんだ。 

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 「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」は、社会的に底辺の生活を送る若者たちの青春を描いた映画。ケンタとジュンは工事現場で「はつり」と呼ばれる壁を壊す仕事をしている。同じ施設で2人は兄弟のように育った。職場では幼なじみの裕也(新井さん)にいじめられ、うつうつとした日々を送っている。2人は気晴らしにナンパに出かけ、カヨちゃん(安藤さん)と知り合う。カヨちゃんは「自分はブスだから愛されない」と思っている女の子で、心の底から愛情を求めていた。ある夜、ケンタとジュンは裕也の車と職場の事務所をめちゃくちゃに壊して、ケンタの兄のいる網走刑務所に向かった……というストーリー。

 新井さんは「3人がいい空気を出しているので、邪魔しないように、邪魔しないようにとすみっこにいました」と映画の中核となる松田さんと高良さん、安藤さんの3人の関係に触れ、いじめる側の役だったことを残念がった。映画は新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開中。(毎日新聞デジタル)

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