上野樹里:「パワーがみなぎっている」しのぶ、りえのアドバイスで 大河ドラマ「江」会見

大河ドラマ「江」の会見に出席した上野樹里さん
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大河ドラマ「江」の会見に出席した上野樹里さん

 11年に放送されるNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の会見が28日、同局で行われ、主演の上野樹里さん(24)と、新たに出演が発表された宮沢りえさん(37)、水川あさみさん(26)、鈴木保奈美さん(43)、大竹しのぶさん(52)、鈴木砂羽さん(37)が登場。豪華女優陣からアドバイスを受けた上野さんは「みなさんからのメッセージは(心に)入ってきた。1年間、江という人物を演じていくのが、すごく楽しみ。体の中から生きるパワーがみなぎってきている」と笑顔を見せていた。

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 江は、徳川家康の三男・二代将軍秀忠の正室で、織田信長の妹・お市の三女。豊臣秀吉の側室・淀君は姉になる。江は生まれて間もなく、伯父の信長に父の浅井長政が滅ぼされるなど苦労を重ねながら、3度目の結婚で秀忠に正室として嫁ぎ、三代将軍の家光を出産、娘は天皇家に嫁ぐという波乱に富んだ人生が描かれる。お市を鈴木保奈美さんが演じ、淀を宮沢さん、次女の初を水川さん、秀吉の妻・北政所を大竹さん、三姉妹のいとこで秀吉の側室・松の丸殿を鈴木砂羽さんが演じる。秀吉の母・大政所役で奈良岡朋子さんが出演する。

 上野さんは「緊張もありますが、(一人で会見したときよりも)勇気を持って、ここに立てている気がする。生きる力をもらえる、楽しんで見ていただけるような芝居ができるよう、みなさんの芝居を全身で受けて頑張りたい」と意気込んだ。宮沢さんは「1年間、一人の女性に集中して演じるのはとてもエネルギーがいること。不安や大変なことをパワーに変えて頑張って」、大竹さんは「樹里ちゃんの声や動作が目に浮かぶぐらいすてきな脚本なので、そのまま自然にやって、あとは健康に気をつける。楽しく自由でいてほしい」とそれぞれ大河ドラマへのアドバイスをしていた。

 上野さんは自身が演じる江を「自分の思ったまま行動する。時にそれがわがままでもあるし、正しいときもある。信長にあこがれる、信長に似通った気の強い血が入っている」と評し、「戦国の女性のイメージは、この脚本を見るまで全くなかった。かつらとかもかぐや姫でしか見たことないこんな髪形なんだというのにびっくりしました。(髪を)上げるのは江戸からで、それまでは下ろしているんだって知った。すべてが未体験。ゼロから築き上げていきたい」と語った。(毎日新聞デジタル)

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