オペラ座の怪人:劇団四季の同役キャストが映画版吹き替え 「金曜ロードショー」特別版

金曜ロードショーで劇団四季の俳優陣が日本語吹き替えを務める「オペラ座の怪人」(c)2004 The Scion Films Phantom Production Partnership.
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金曜ロードショーで劇団四季の俳優陣が日本語吹き替えを務める「オペラ座の怪人」(c)2004 The Scion Films Phantom Production Partnership.

 12月17日に「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送される米ミュージカル映画「オペラ座の怪人」の日本語吹き替えを、劇団四季の浅利慶太代表が監修し、公演中の舞台版で同じ役を務めている高井治さんら同劇団の俳優陣が務めることが明らかになった。同映画は、DVDにも吹き替え版は収録されていないため、今回が初の日本語吹き替えで、劇団四季が吹き替えを担当するのは96年の劇場版アニメ「ノートルダムの鐘」以来となる。

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 「オペラ座の怪人」は、ガストン・ルルーの同名小説が原作で、たびたび映画、舞台化されている人気作。19世紀のパリ・オペラ座を舞台に、謎の人物「ファントム」と、「ファントム」が思いを寄せる若手女優のクリスティーヌ、幼なじみのラウル子爵が織りなす悲劇で、今回放送される映画版は、舞台版を手がけた作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーさんが脚本を手がけ、ジェラルド・バトラーさんが「ファントム」、エミー・ロッサムさんがクリスティーヌを演じ04年に製作。日本でも興行収入42億円のヒットを記録した。

 劇団四季は88年から「オペラ座の怪人」の公演をスタート。09年12月には日本通算5000回を達成し、観客動員数も500万人を突破している同劇団の代表作となっている。今回の吹き替えにあたっては、「ファントム」を高井さん、クリスティーヌを沼尾みゆきさん、ラウルを佐野正幸さんと、上演中の名古屋公演にもキャスティングされている俳優陣が担当し、他の登場人物の声も同劇団のメンバーが務める。(毎日新聞デジタル)

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