NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合、日曜午後8時ほか)で足利義昭を演じる尾上右近さんが3月17日、広島県福山市の義昭ゆかりの地を訪問。織田信長に追放された義昭が毛利を頼って御所として暮らした常國寺では、義昭の位牌を前にし、供茶式にも参加した。右近さんは「『豊臣兄弟!』はリアリティーある青春群像劇。死と隣り合わせで生き生きと生きている人たちの物語のなかで、義昭公は人間味にあふれ、政治も自分で関われる、将軍として生きる責任感を持った人物」だといい、「見てくださる視聴者の皆様が、義昭に愛着が涌くような演技をと思って挑みました」と語った。
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福山は、信長との対立の後、京から逃れた義昭が、政権「鞆幕府」を構えたといわれる。
右近さんはこの日、市内で行われたトークライブにも登場。常國寺に加え、信長に追放された後、秀吉と再開したと言われる田邊寺などを巡った右近さんは「大河ドラマに出るということは、ゆかりの地域の方々の思いを背負うことでもあるんだな、ということを強く感じました」と明かした。
さらに「400年前と変わらない景色を見て、いろいろなニュアンスを感じられたという右近さんは「できれば撮影前に訪ねたかった」と本音を漏らした。
右近さん演じる足利義昭は、数奇な運命に翻弄された室町幕府最後の将軍。右近さんは義昭について、将軍として時代に躍り出ることに「前のめりだったのだと思います」と印象を明かし、「幕府を再興することを目的にしていたと本日説明を受けて、ますますそう感じました」と話した。
3月22日放送の第11回「本圀寺(ほんこくじ)の変」では、将軍となった義昭を引きずり下ろしたい三好三人衆が、信長不在の機会を狙い、義昭のいる京の本圀寺を襲撃するが、右近さんは見どころに「ズバリ義昭の涙」を挙げ、「とあるシーンで、繊細で静かで新しい義昭公を感じてもらえると思っています」と予告した。
さらに「死というものを身近に感じながらも生き生きと生きているあの時代のドラマ『豊臣兄弟!』をこれからもお楽しみください!」との言葉でトークを締め括った。
「豊臣兄弟!」は、65作目の大河ドラマ。豊臣秀長(小一郎)を主人公に、兄・秀吉(藤吉郎)とともに強い絆で天下統一という偉業を成し遂げる豊臣兄弟の奇跡を描く、夢と希望の下剋上サクセスストーリー。
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