子役の芦田愛菜ちゃん(6)が30日、日本語吹き替えを担当した米ハリウッド製作3Dアニメ「怪盗グルーの月泥棒3D」(ピエール・コフィン、クリス・ルノー両監督)の舞台あいさつに登場。天才子役とも評される愛菜ちゃんは、将来の夢を「女優さんとピアニストになりたい」と語った。
ウナギノボリ
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「怪盗グルーの月泥棒 3D」は「アイス・エイジ」シリーズのプロデューサー、クリス・メレダンドリさんが、ユニバーサル・スタジオと組んで初めて製作する本格3Dアニメ。全米で7月9日に公開された。
怪盗グルーと仲間のミニオンたち世界ナンバーワンの怪盗団は「月を盗む」作戦を計画。作戦に不可欠な秘密兵器を宿敵ベクターに盗まれてしまい、鉄壁の守りのベクターの基地から取り返すには、基地に出入りできるアグネスら孤児の3姉妹を利用するしかない。彼女たちを孤児院から引き取った子供嫌いのグルーは「未来のパパ」と懐かれて大混乱! いつしか互いに心を通わせるようになるが、ベクターに3姉妹を誘拐されてしまう。果たして3姉妹を助けることができるのか? そして、月を盗むことができるのか……というストーリー。日本版の主題歌は「RIP SLYM」Eの「Good Times(Bad Times remix)by Y. Sunahara」が起用された。
愛菜ちゃんは、4月から放送されたドラマ「Mother」(日本テレビ系)で、虐待を受けながらもけなげな態度で母親をかばい、心に傷を抱えた母親代わりの教師と共に逃亡する……という熱演が注目を集め、現在は映画を含め数々の作品に出演、11年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」にも出演する。「怪盗グルーの月泥棒」では3姉妹の末っ子アグネスの声を担当した。
この日が初めての舞台あいさつだった愛菜ちゃんは「ちょっとドキドキします」と緊張気味の様子だったが、劇中で歌ったユニコーンの歌を観客の手拍子を受けながら披露したり、昨年のハロウィーンに家族でUSJに行ったというエピソードを披露して「ドレスを着てお姫さまになった気分だった」と笑顔を見せたりしていた。また同作を「おじいちゃんとおばあちゃんと見に行きたい」と話し、「愛菜ぐらいの年の子から、おじいちゃんおばあちゃんまで全員に見てもらいたい。ジェットコースターのシーンは劇場で『キャー』って言って見てください」とアピールしていた。(毎日新聞デジタル)
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