米テレビドラマシリーズ「24 TWENTY FOUR」のファン感謝祭が16日、東京都内で行われ、主演のキーファー・サザーランドさん(43)が登場。5年ぶりに来日したサザーランドさんは「映画は作る方向で動いている。2時間ぐらいでドラマとは違う面白さがある」と映画化の可能性を明らかにした。
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「24」は、サザーランドさんが演じる米の連邦機関CTUの捜査官であるジャック・バウアーの捜査を、1話1時間、全24話で分割画面を用い、リアルタイムに進行するように描いたサスペンス・アクション。
サザーランドさんは「『24』は自分のキャリア、人生にとって大切な仕事になった。それには海外での成功が大きく、そのきっかけは日本での成功だった。心の底から『24』を応援してくださったことに感謝したい」とあいさつした。最終シーズンの撮影最終日について「6カ月前から最終日は来ると備えてきたつもりだったが、これまでに16組のカップルが誕生し、30人の子供が生まれた。スタッフと家族以上の絆(きずな)が生まれた。映画化があるので『24』が終わるというより、テレビシリーズをずっと一緒に作ってきたクルーとの別れがつらかった」と振り返った。また、「ドラマはリアルタイムなので米国から日本に来るということはできなかった。それだけで14時間を使ってしまう。そういうことが映画では可能。ドラマと同じなのは、ジャックがひどい状態に追いやられてどうなるかということ」とジャックの“来日”への期待も語った。
「24」は、日本ではシリーズ1~7作が発売されており、最終シリーズとなるシリーズ8作目の「ファイナル・シーズン」のレンタルDVDが10月から3カ月連続リリース中。また「ファイナル・シーズン」全24話を収録した13枚組のDVDコレクターズボックス(2万160円)と6枚組のブルーレイボックス(2万5200円)が12月23日に発売される。(毎日新聞デジタル)
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