話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、平凡な男子高校生が、生意気な妹から妙な人生相談を受け、面倒を見るという「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」です。神戸洋行監督に作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
−−作品の概要と魅力は?
ごくごく平凡な高校生「高坂京介」と、数年前より冷え切った関係になってしまった妹「高坂桐乃」。ところがある日、玄関でアニメのDVDが落ちているのを見つける。しかも、そのケースを開けるといかがわしいゲームのディスクが入っていた。その持ち主が桐乃であることが判明! 容姿端麗で成績優秀な妹が、実は隠れオタクという秘密を知ってしまう。そして、妹から「人生相談がある」と告白されるところから、妹に振り回されながらも、妹のために奮闘する京介。そして、オタクの友達の黒猫や沙織と取り巻いて、物語は進行していく。嫌いと言いつつも妹のために「俺はアイツの兄貴だからな」って妹のために自分を犠牲にしてまでがんばる、優しいお兄ちゃんです。
−−アニメ化するうえで心がけたことは?
この作品は、非常にセリフが多い。30分アニメでは考えられないくらいのワード数です。まぁ、原作で(セリフが)多いので仕方ないのですが、なるべく原作にあるセリフを生かしたいと。なので、いっぱいしゃべります。掛け合いのシーンとか見ごたえがあって楽しいと思います。
後は、日常芝居をしっかり描こうとはしました。見ている人は、あまり感じませんが、アニメで一番大変なのは、日常芝居です。作画は(作画だけじゃないけど)大変になっちゃうんですけどね……。
−−作品を作るうえでうれしいこと、逆に大変なことは?
前から、キャラソンとか曲をたくさん使った作品を手掛けてみたいと思っていたので、今回は、(キャラソンを手掛けられて)ラッキーでした。あと、オープニングやエンディング(のアニメのシーン)を毎回変えるなど楽しい遊びもできたし、劇中に出てくるモニター内とか、いろいろ遊んじゃったし(笑い)。
まぁ、こんな遊びをすると現場のスケジュールを圧迫するので、大変なんですけどね……。この作品は日常芝居が中心なので、地味に見えるカットでも、ものすごい枚数を使ってます。作画とか大変なんですが、芝居はそれなりにちゃんと描いてます。それから「貼り込み」(アニメの表現技法の一種)が多かった……。雑誌、DVD、ゲーム、ドアetc……。こんなに「貼り込み」の多い作品はないですね、撮影さんが悲鳴をあげます。すいません……いろんなところに迷惑かけてる……。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
桐乃の最後の人生相談に奮闘していく京介、そして沙織と黒猫は! 今後どんなルートに進行してゆくのか、こうご期待!!
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