UVERworld:「過去にないすごいライブにする」初の東京ドームワンマンライブをWOWOWが6日放送

初のドームでのワンマンライブを成功させたUVERworld
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初のドームでのワンマンライブを成功させたUVERworld

 07年から3年にわたり、発表したシングルとアルバムがすべてベスト3入りを果たすという驚異的な安定感を誇る滋賀県出身の5人組バンド「UVERworld(ウーバーワールド)」が、10年11月27日に東京ドーム(東京都文京区)で行った、メジャーデビュー5周年・結成10周年のスペシャルライブの模様を6日にWOWOWで放送。「今日はUVERworld史上、過去にないようなすごいライブにしようと思ってるからヨロシク!」と会場に向かって叫びながらあおるボーカルのTAKUYA∞さん。超満員の客席は拳を振りかざしてジャンプする観客で埋め尽くされ、1曲目から東京ドームが揺れた。

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 「UVERworld」は、TAKUYA∞さんの他、リーダーでギターの克哉さん、ギターの彰さん、ベースの信人さん、ドラムの真太郎さんの5人で構成された、さまざまな音楽ジャンルを融合し独自の表現に昇華するミクスチャー・ロックバンド。00年に結成。05年にメジャーデビューを果たすと、07年11月に発売した「浮世CROSSING」が日本テレビ系ドラマ「働きマン」の主題歌になるなど連続ドラマの主題歌に起用され、10年3月に発売した「CHANGE」が劇場版アニメ「劇場版 機動戦士ガンダム00−A wakening of the Trailblazer−」イメージソング、9月に発売した「クオリア」が同作の主題歌になるなど話題を呼んだ。

 くしくも6年前の11月27日は、メンバーがいつか訪れる成功を胸に抱いて上京した日だった。そんなメモリアルデーのオープニング曲は予告通りの新曲「NO.1」だ。この日のため、この時のために用意された曲が始まると、会場の興奮は一気に頂点に。続けて、デビュー曲「D-tecnoLife」がスタート。オリコンチャートで1位に輝いた大ヒット曲「儚くも永久のカナシ」も、最新アルバム「LAST」の収録曲「バーレル」も、いつものライブ以上に気合が入っている。「YURA YURA」や「クオリア」では弦楽器を従え、アコースティックな響きのアレンジというライブでは初の試みにも挑戦。

 「今日はスペシャルなので、普段はやらない曲をやるよ」と紹介された「SHAMROCK」も、「誰にも怒られないからもっと声出せー! 最高の思い出つくって帰ろうぜ!」というあおった後に演奏された「UNKNOWN ORCHESTRA」も、一曲一曲がこの日は特別な輝きを放っていた。インディーズ時代から彼らと歩みをともにしてきた「CHANCE!」が流れ、その後はエンディングまで一直線にアップチューン「GOLD」「Roots」「DISCORD」は次々に押し寄せるステージ効果と相まって観客を圧倒した。

 WOWOWでは、この模様を6日午後8時から独占放送。彼らの歴史の大きな一歩となった今回の東京ドームライブを映像で確認したい。(毎日新聞デジタル)

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