俳優の中村蒼さん(19)が、実話を基にした人気ウェブのフラッシュアニメの実写版映画「キミとボク」(窪田崇監督)で主演することが9日、明らかになった。中村さんはほぼ全編で動きの予測ができないアメリカンショートヘアの子ネコを相手に演技し、後半では愛する者との別れを経験する青年を静かに熱演している。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
中村さんは、「対人間ではないので(演技は)難しいなとは思っていました。でも実家で犬を飼っているのでどう接しているかは想像しやすかったです。演技プランはあまり立てず自然体でやりました」と撮影を振り返った。福岡県出身の中村さんは「役で博多弁を話すのはちょっとした夢でもあったので、うれしかったです。自分のもともと持っているものを生かせたので」と話した。ネコとの共演を「犬派でしたが、この作品でネコ派になりました」といい、「とにかくネコがすごく可愛いです。癒やされます! (自身の演じた青年の)マンガ家という夢を追い続けてひたむきに頑張っている姿もぜひ見てください」と作品をPRしている。
「キミとボク」は、クリエーターとして活躍するやまがらしげとさんが実体験を基に制作したウェブアニメ。マンガ家を目指す青年「キミ」とネコの「ボク」との心の交流や出会いと別れを描き、01年にインターネット上で公開されて人気を集め、09年1月には書籍化もされた。
映画では、人気声優の坂本真綾さんが「ボク」の声を担当、主題歌「手紙」を今作のために書き下ろし、自ら歌う。坂本さんはネコの声を演じたことについて「ただまっすぐに『青年』への信頼と愛情を、声に乗せて届けることができたらいいなと考えていました」と話し、「もしも私が『ボク』のように、大切な人より先に天国に行くことになったら、最期に何を伝えたいだろうと考えながら作詞しました」と、主題歌に込めた思いを明かしている。
映画は5月にテアトル新宿(東京都新宿区)、シネリーブル池袋(東京都豊島区)ほかで全国順次公開。(毎日新聞デジタル)
俳優の山田孝之さんが11月5日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で行われた映画「正体」(藤井道人監督、11月29日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。山田さんは、主演の横浜…
俳優の横浜流星さんが11月5日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で行われた主演映画「正体」(藤井道人監督、11月29日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。イベントでは、作品…
映画「ゴジラ」のイベント「ゴジラ・フェス」内で上映された「フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー」「フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦」に登場するジェットジャガーのソフトビ…
歌手の氷川きよしさんが8月に開催した活動再開コンサート「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25thAnniversary Concert Tour ~KIIZNA~」の…
通算31作目となる「ゴジラ」の新作映画が製作されることが11月1日、明らかになった。同日、日本テレビ系で放送された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の放送後に発表されたもので、監督…